管理人・ひさの釣り日記 〜2003年7月-9月〜

2003年9月27日(土) 晴れ

今こうして釣り日記を書こうとして、「あれっ?先週はどうして釣りに行かなかったんだろう・・・」って思ったら、そうか!先週は台風が来てたんだった!
それでも本命あげてる福チヌ戦士の動向を横目で眺めながら、あらためて「免停」の2文字が重くのしかかって来る今日この頃・・・。
さて、今週の「足」はどうしようか・・・。

そんなこんなで迎えた週末、「足」としてアテにしていた貧乏神ハラボーが夕マズ出撃が不可能だという。
アッシー君1号の女房殿に頼むのもいいが、今日は目一杯勝負したいから帰りの足が心配だ・・・。
やっぱりここはチャリンコ飛ばして釣り場まで行くか・・・。
などとあれこれ考えている所へ、ウキ部突撃隊長殿から架電、
「お迎えに行きましょうか?」
う〜ん、ありがたい!
福チヌメンバーの暖かさに、ひささん思わず目に涙・・・。

よっし!kazさんが迎えに来てくれるなら今日はウキだろっ!
・・・ってな理由をこじつけて、今日も節操なく磯バッグやらバッカンやら、大荷物をkazさんの車に積み込んで出発!
今日のショバであるMを目指す。

現場に着くと、ちょうどkozoさん、ありちゃん、kiki師匠と、福チヌ高活性組のメンバーが終結、
テトラの上では既にイソキチさんが竿を振っている。
海は透明度が高いものの、適度なウネリが今日の熱いバトルを予感させる。
速攻支度をして、午後4時25分、本日のゲームスタート。

潮は左に動いているが、先発したkiki師匠やイソキチさんに状況を聞くと、エサ取りの嵐だという。
始めてみると、なるほど、付けエサは瞬消のようだ・・・。
数投したあとに、ウキが綺麗に入って海タナゴがあがる。
犯人はこいつらだったのか・・・。
その後タナゴ1、メバル1をあげるが、エサ取りの猛攻は収まる気配がなく、更に折からの上げ潮とウネリで釣り座が危うい状況になってきた為、午後6時前に少しだけ釣り座を移動して下げッパの時合いに備える事にする。
移動してマッタリと時合いを待っていると、久々に偵察に来たやまさんと遭遇。
あれこれ話をして、やまさんが帰った直後、オイラの隣にいたkazさんの携帯が鳴った。
電話を切ったkazさん、
「kozoさんが45cmゲットしたそうで〜す!」
恐るべし!時合いのやま・・・。
しかしこの時期の45cmは羨ましすぎる!
オイラも40cmオーバー釣りたいよ〜!

ゲット情報に気合を入れなおして仕掛けを投入すると、1投でアタリをキャッチ。
合わせると結構いい引きをしたが、いとも簡単に浮いてくる。
で、あがったのは大型の海タナゴ・・・やっぱりお前らかいっ!

移動はしてみたものの、今日使っている竿は鱗海の1号、愛用のリールはオーバーホールに出しているので、今日はレバー無しの安物を使っている・・・。
このタックルで、この場所ではとても本命と格闘する自信がない。
辺りが暗くなって、昼間の釣り師が続々と引き上げて行く中、見回すとkiki師匠の隣が空いている。
オイラが入りたかった場所だ。
速攻大荷物を持って2度目の釣り座移動・・・。

最初は師匠よりかなり右寄り、ちょうどイソキチさんの左に当たる所で釣りを再開するも、投げ釣りの人が根掛かりでロストしたと思われるラインが無数に入っている模様で、すぐに仕掛けを取られてしまう。
これでは釣りにくすぎるので、kiki師匠のすぐ右隣に3度目の釣り座移動・・・。
あぁ、こういう日は何をやってもダメだ・・・。

移動して休憩がてらkazさんの様子を聞きに行くと、kozoさんのゲットの直後、kazさんも34cmを1枚あげたという・・・。
あちゃ〜、移動してる場合じゃなかった!
・・・と思えど後の祭り。
その後は仕掛けを入れども入れども魚の反応は皆無だ。
午後7時半過ぎ、堪り兼ねて夕食タイム。
午後8時過ぎに釣りを再開するも、相変わらず海は激シブ・・・
ずっと狙い続けてきた沖目のポイントを諦めて、竿下の根周りを攻めてみると、その1投目でようやくカサゴをキャッチ。
同じポイントで、メジナ〜カサゴと連発するが、暫くすると再び海は沈黙・・・。

その後の時合いは午後10時過ぎ、ほんの一瞬でメジナ1、カサゴ2を追加するも、又してもそれっきり・・・。
結局午前1時まで頑張ってみたものの、今日も本命の型を見る事無く納竿となった。

しかし相変わらずよく解らない福浦だ。
明日はウチの女どもは揃って外出・・・絶好の連釣のチャンスなのに、果たして海に行く気力があるだろうか・・・。

<今日一緒に釣りをした人々>
kazさん、kozoさん、ありさん、kikiさん(以上、福チヌ)、イソキチさん


2003年9月13日(土) 晴れ

休日出勤・・・嫌な響きだ。
今日は朝から仕事の為に、遠く国分寺まで出かけていた。
当然釣りする時間なんてないだろうし、まぁ日〜月と連休だから、どこかで竿は出せるだろう。

ところがその仕事が意外と早く片付いてしまった。
これならひょっとしたら今日釣りに行けるかも・・・な〜んて思っていたら、帰りの車中、突撃隊長殿より架電・・・
「釣り行くならお宅まで迎えに行きますよ〜!」
うぅっ、何て暖かいお言葉!
でもその頃オイラまだ多摩センター辺りをウロウロ・・・土曜日だから道路も死ぬ程混んでいる。
「まだちょっと時間かかりそうなんで、家に帰ったら運転手に送ってもらいま〜す!」

午後5時過ぎ、会社の後輩に送ってもらって、やっと自宅に到着。
さて、今日はウキを付けるか落とし込むか・・・。
ウキをやるならすぐに出発しなければならないが、連日の寝不足でちょっと体が言う事をきかない。
やっぱり少し休んで、短時間落とし込もうかな・・・。
考えているうちに時間はどんどん過ぎていく。
とりあえず突撃隊長殿に架電、様子を聞くと、
「まぁまぁ魚の活性は高いッスよ!」
この言葉に意を決してそのまま自宅を出発、午後6時過ぎにウキ部精鋭部隊の集結するNに到着。
んで、握った竿はやっぱりMEGADRY-Air・・・今日も浮気だ。

既に真っ暗になったテトラ裏で支度をしていると、先日買ったばかりのハサミがいきなり壊れる・・・不吉だ。
こういう日はろくな事がない。
予想通り・・・支度をしている途中に、絶好調男・ありちゃんが又しても本命をゲットした。
あぁ、福浦限定1枚が支度中にあがってしまうとは・・・やっぱ出遅れたか・・・。
でもコマセも作っちゃったしな〜。
気を取り直して支度を続行、午後7時15分にようやく戦闘開始。

今日は右からkozoさん、ありちゃん、kazさんと入っており、オイラはその左に陣を構える。
開始後1時間、アタリ全くなし、付けエサのオキアミかじられもせず・・・エサ取りすら全くいない始末だ。
やっぱな〜、明るいうちに活性高いと暗くなるとダメなんだよな〜!
潮もピッタリ止まって、挙句の果てに電気ウキがぶっ壊れた・・・
あ〜あ、今日もダメかぁ。
とりあえず夕飯を摂ってブレイクする事に・・・状況は変わるだろうか。
ちょうどその頃ぼらきちさんが到着、オイラの左隣に店を広げる。

夕食後、壊れた電気ウキを外し、いつもの春秋ウキのトップに電ケミを挿して交換、みんなより早く釣りを再開する。
なんせお迎え便の時間が決まっているだけに、オイラには時間がない!
潮は右にガンガン流れている。
この流れのお陰で、右斜め前に根を発見、ここを集中的に攻める事にする。

何投目だったろうか、潮に乗せたウキが、この根を通り越した辺りでピクリと一度沈み、すぐにピクリともう一度反応した。
しばらく待ってもそれっきりなので、一応軽く竿を立てて仕掛けを回収しようとすると、なんと魚が付いてる!
しかも動きは本命っぽいぞ!
かなり小さめだが、一応ゴンゴンと突っ込んでくれるから結構楽しい。
すぐに魚が浮いてきて、抜きあげてしまおうかとも思ったが、ここは慎重にタモ入れ、
午後8時50分、計測するとジャスト30cmのカイズ君だ。
う〜ん、やっぱり本命釣れると嬉しい事は嬉しいが、今回のはプロセスに若干不満が残る!
もっと腕を磨かなければ・・・。

カイズ君を急いでリリース、釣りを続行する。
潮は幾分緩んできているが、まだ右に流れている。
さっきは3尋半であのアタリだった・・・
ウキ下を3尋に上げて、左沖目に仕掛けを投入、ウキにコマセを一つ、流れに乗って根回りにコマセが集中するようにもう一つ、更にウキにもう一度被せるように一つ・・・
仕掛けを投入する度にタナを少しずつ下げてみる。
3尋半まで下げてもアタリがないので、今度は逆に3尋からタナを上げていく。

すると2尋矢引き位で流している時に、右斜め前の根付近でウキがジワリと沈んだ。
今度はビシッと竿が鳴る位に大アワセ、するといきなり本命の引きに・・・。
さっきのより大きそうだし、とにかくこいつは元気がいい!
存分にやり取りを楽しんだ後タモ入れ、
午後9時10分、35cmの本命ゲット!
やった〜!久々の連発だ〜!!
ハリはしっかりとカンヌキに刺さっている。
サイズはもう一つだが、とにかく今度のは考えて攻めた結果だし、何よりもそのプロセスに大満足だ!
あぁ、今日は疲れた体に鞭打って来て良かった・・・。
これでようやくMEGADRY-Airにも魂が入ったし!

その後kozoさん、kazさんと本命をゲット!
激シブ福浦で福チヌ全員安打を達成した。
いやはや、ようやく福浦にもカイズ乱舞の季節が到来したのか!?

そう言えば、今朝のテレビの占いで、「獅子座・・・長い間の願い事が叶う最高の運気」って言ってたっけなぁ。
よ〜し、そんじゃ次は40cmオーバーをちょうだいっ!

な〜んて、福浦の海神様がそこまで甘えさせてくれる筈がない。
40cmオーバー、釣れたには釣れたが、チヌ特有の引きをする福ボラだったというオチが付いてしまった。

結局納竿までにクロダイとボラの他、メジナ、カサゴ、アジがポツポツと釣れ、今日は思いがけず楽しい釣りとなった。
やっぱ福浦はいいなぁ・・・。(しみじみ)
お迎え便の時間を考えて、午前0時20分に納得の納竿とした。


でもね、オイラ一応落とし込み部員だった訳で・・・
こりゃ「浮気の小部屋」で懺悔だな・・・。


<今日一緒に釣りをした人々>

kazさん、kozoさん、ありさん(以上、福チヌ)、 ぼらきちさん



2003年9月10日(水) 晴れ

さぁ、今日からめでたく60日免停だ!
ホントは講習受ければ半分に短縮されるのだが、ここは抗議の意味で講習を拒否!
とりあえず行政処分の執行を受ける為に、休暇を取って二俣川の運転免許試験場へ向かう。
午後1時過ぎに自宅に戻るが、さて、これと言ってやる事もない。
さぁ、今日は何して過ごそうか・・・。
釣り?パチンコ?
・・・どっちにしても今日からはチャリンコライダー!
釣りに行くとしたら落とし込みの道具しか持って行けないし、今日はメチャクチャ暑いし・・・。

あれこれ悩んでいると、女房殿が「釣り場まで送って行こうか?」と、思わず腰が抜けるような事を言っている。
こりゃありがたい!
それならウキの道具持って行けるぞっ!(爆)
・・・という訳で、女房殿の送迎で浮気現場に急行する。

午後2時過ぎ、現場に到着。
平日とはいえ、狙っていた「ひさバースデーポイント」には既に先客が3人程いる。
ここは実績を買ってNに行こうか・・・とも考えたが、風向きを考慮して今日はHRに陣を構える事にした。
うだるような暑さの中、マッタリと支度をして、午後2時45分、ウキフカセ開始!

潮は底まで見える位スケスケ状態、他の釣り師のウキを見ても全く動いている気配がないが、開始1投目から活発にウキが沈む。
恐らく先日来居座っているという豆アジだろう。
開始5投目位で今日の初物、フグが釣れる。
やばい、こいつらも居るのか・・・。
エサ取りの嵐の中、30分程すると表層にボラの群れがやってきた。
うぅ・・・こいつらまで・・・。
足元のテトラの間には、シマダイの子供達がウロウロしている。
その縞の一つ一つがハッキリ見える程潮はスケスケ・・・相変わらずウキは一箇所に止まったままだ。

それにしても暑い!
目の前はスケスケ&ベタ凪の海・・・思わず飛び込みたくなる気分だ。
ジンタに遊ばれ、フグにハリを切られ、ボラにラインを取られ・・・
なんか拷問されてるみたいだ・・・。

耐え切れず竿を置いてテトラの影に隠れて休憩。
隣のテトラの上には今日もお猫様が居座っている。
こいつに手を伸ばすと、福浦の猫にしては妙に人なつこい。
よし、こいつを「ミケ」と名付けよう。
そんじゃミケの為に魚釣ってあげますかっ!

20分ほど休んで釣り再開。
コマセを一振りすると、相変わらずボラが池の鯉状態・・・
ま〜だ居座ってるのかっ!

それでもジンタを何匹か釣ってミケに振舞っていたが、午後4時を過ぎると豆アジの群れも何処かへ消えて行ってしまった。
代わりにやって来たのはカサゴ君・・・。
おい!チヌはまだかっ!
相変わらず表層はボラで埋め尽くされている・・・。

午後5時〜午後6時の間は全くウキに反応なし・・・。
期待した夕マズにようやく潮が流れ始めたのだが、活発なのはエサ取りだけで、辛い釣りが続く。
早くしないとお迎え便が来てしまう・・・。
焦るひささん、さぁ一発逆転はあるのかっ!?

午後6時を回って潮が反転した・・・と同時にウキが活発に沈む。
又してもアジの猛攻か!?
もうコマセも残り少ない・・・気分は9回裏を迎えている。

とりあえずコマセが尽きるまでは頑張ってみよう・・・。
電気ウキにチェンジして最後の力をふりしぼるも、予想通り豆アジを釣って完全に諦めモード、「これが最後だよ〜」と言ってミケにこいつを進呈する。
走り去るミケを目で追っていると、だいぶ離れたテトラの上に小さな茶虎の猫がいる。
・・・ミケの子供だろうか。
それならもう少し釣ってあげたかったなぁ・・・。
「これが最後の1投!」と仕掛けを投入、コマセをウキに被せてしばらく待っていると女房殿から架電、
「今から迎えに行くよ〜!」
・・・と、話している最中にウキがジワリと沈んでいく。
電話を放り投げて合わせると、これが結構引く。
あげてみると25cmのアジ!
最後の最後に良い型が釣れたな〜。これで今日は満足だっ!
宙に浮いたアジを見つけて、ミケが一目散にとんで来る。
美味しそうなアジだったけど、「子供と一緒にどうぞ!」とミケに進呈、さて、竿をたたもうか・・・
と思ったら、ミケの代わりにブチ弟がやって来た。
おっと、久しぶりだな。
んじゃお前の為にもう一回だけ仕掛け投げてやるか・・・。

思えばこれがいけなかった・・・。
本当に最後の最後!仕掛けを入れて、バッカンの隅にあるコマセをかき集めて放り込む。
後ろ髪を引かれない為に、餌箱の中にある少量のオキアミも海に投げ込む。
すると緩やかに右に流れていたウキがジワリと沈んだ。
頃合を見計らって合わせると、なんと!ガツ〜ンという重量感と共に掛かった魚が下に突っ込む!
ありゃ!本命だ〜!この引きはボラじゃないぞ!
レバーを握ってやり取りを開始、敵さんかなりデカイと見た!
やり取り数分、やっとオイラのペースになって魚が徐々に抵抗を諦めてきた。
「ニヤリッ!」心の中で前歯がキラリと光ったその瞬間・・・竿の抵抗が一気になくなってウキが宙を舞った・・・。
・・・痛恨のハリス切れだ。
く、悔しい・・・。

テトラの後ろのブチ弟と目が合うと、「ニャ〜」と一言・・・。
「ヘタクソ!」と聞こえたのはオイラの気のせいか・・・。
折角いい気分で帰れると思ったのに、天国から地獄に叩き落された気分だ。
既にコマセも付けエサも尽きたオイラにはもう為す術もない・・・。
午後6時半、涙を飲んで納竿とした。

悔しさは残るが、まぁ思いがけず平日に、しかもウキ釣りが出来たんだから良しとしよう。
・・・って思いたいが、やっぱり悔しいものは悔しい!
とりあえず阪神に勝ってもらって憂さ晴らしとするかっ!



2003年9月6日(土) 晴れ

交通事故、仕事のトラブル、人事異動、阪神のV間近(?)・・・
ここのところオイラを取り巻く環境は何かと騒がしい。
精神的なダメージもかなりのもので、ストレスはピークに達しようとしている。
釣りに行かなければ!
・・・って、毎週行ってるくせに!(爆)

福チヌバトルの方は、落とし込み部の勝ちがなくなったとはいえ、何とか引き分けに持ち込みたいところだ。
4年連続敗北というのは、なんとしても避けたい!
もうウキ付けてる場合じゃない・・・とにかく落とし込みで1枚あげなければ!

まずは夕マズにターゲットを絞り、午後3時半に家を出発、立野さんでエサを購入してPへ走る。
午後4時前に現地に到着すると、なんと赤潮が接岸している。
しかもテトラの上には、ウキ師、落とし込み師、ルアー師と、かなりの人が竿を振っている。
・・・今日も場所の選択を誤ったか!?
ちょっと躊躇したが、やはりここは一番信頼できるP、とりあえずここで勝負と決める。

午後4時過ぎに最初の仕掛けを落とすが、その後事件は全く起こらない・・・。
周りの釣り師を見ていても、やはり今日は魚の反応がなさそうだ。
結局アタリ一つ取る事ができず日没・・・午後6時20分に竿を納める。

車に戻り、ウキ部突撃隊長に架電、するとNにてありちゃんが1枚あげたとの事・・・。
おっと、やっぱり今月もウキ部が先制か!

とりあえず帰りがけにkazさんとkozoさん、そしてありちゃんが店を開いているNを視察に行ってみる。
現場に着くとkiki師匠の車を発見したので、まずは師匠を表敬訪問、状況を聞いてみるが、豆アジとボラに苦戦しているようだ。
続いてNのウキ部隊の所に行くと、こちらも3人とも皆仏頂面である。
どうやら今日の福浦は相当渋そうだ。

夕食の為休憩に入った3人と談笑していると、静岡から戻ってきているおかしやさんが到着。
ここのところ単独釣行が多かったから、メンバーとこうして話しているだけで、何だか凄くホッとする。
やっぱり福チヌはいいなぁ・・・。

時間を忘れて話し込んでいたが、ふと気付くと既に午後8時を回っている。
しまった!娘のseaを塾まで迎えに行く約束してたのに!
速攻家に帰って、夕飯を流し込んで、seaを迎えに出発、帰って来て娘を降ろして、その足で再び福浦を目指す。

午後9時半前に、再びNに到着。
しかしこの時点で阪神VS横浜のゲームが終わっていない。
とりあえずラジオを聴きながら、車の脇で仕掛けを作る事にする。
そして残念ながら横浜に完敗・・・と同時に、ガイドにラインを全て通し終わった。
あとは現場で作ろう・・・と荷物を持って釣り場に行こうとすると、反対側からひろし部長が歩いてくる。
「Nは魚全くいないからMに移動ッス!」
ありゃりゃ、せっかく糸通したのに・・・と思いつつも、1人で真っ暗なテトラに残るのは嫌だから、オイラも一緒にMに移動する事に・・・。
ちなみに絶好調ありちゃんは、翌日仕事との事で余裕のリタイヤ。

午後10時前、Mにて第2試合開始!
昼間の釣りはカニ付けてたけど、夜は青イソにチェンジ、これなら何か釣れるだろ・・・。
ハナっから黒鯛釣ろうとは思っていないけどね。

ところがMも魚の反応は皆無・・・。
おい、福浦の魚たちよ、どこへ行ってしまったの!?

「もう帰ろうかな・・・」と思いかけた午後10時半頃、、オイラの隣で落としていたひろし部長が、小さいながら本命をゲット!
あれっ、奴らは居るのかっ!?
う〜ん、やっぱり今年の福浦は全く解らない!

ウキ部の二人は時折遊んでくれるメバルと戯れているらしいが、オイラの竿には忘れた頃にアタリが出る程度・・・しかも魚は乗ってくれない。(涙)
結局午前0時過ぎまで釣りをして、今日はダブルヘッダー通してノーヒットノーランの丸ボウズ!
とうとう小魚君達にも嫌われてしまったのか・・・。
あぁ、今日は本当に疲れた・・・。

<今日一緒に釣りをした人々>
kazさん、kozoさん、ひろしさん



2003年8月31日(日) 晴れ

涙の初物から1週間、気合を入れようにも、月末という事で土曜日は仕事・・・。
福チヌバトルは、静岡支部長の連発で、どうにか首の皮一枚つながっている状態の崖っぷち落とし込み部・・・。
何とか竿を出したい・・・たとえ戦力にならなくても・・・。

日曜日、次女の絵画が某生命保険会社のコンクールで入選したとの事で、朝から赤レンガ倉庫で行なわれている展示会に出向く。
本当は朝から一発かましたいところだったのだが、朝海に出かけてしまうとそのまま帰って来ない可能性が大である。
親父としての威厳を保つべく、ここは何とか出撃を踏みとどまったオイラ・・・。
でも夕方なら少しくらい出る時間あるかな?

せっかくMM方面に家族で出向いたというのに、他には何処にも寄らずに一目散に帰宅・・・親父の目論みは見え見えである。
昼飯を食べて暫し休息、夕方の出撃のタイミングを計っていると、いつの間にか熟睡・・・目が覚めると午後3時を回っていた。
外を見ると夏の日差しが降り注いでいる。
ありゃ、また予報外れてるぞ!
こらっ、気象庁!しっかりせんか!

最近暑さには滅法弱くなってしまったオイラ、思わず出撃を躊躇したが、やっぱり週に一度のお勤めをこなさないと体に悪い。
今から出れば2時間くらいは釣りが出来そうだ。
重い腰をようやく上げて、午後3時半過ぎに自宅を出発、南風が相当吹き荒れそうな予報だったので、立野さんでカニを数尾買った後、迷わずNへ車を飛ばす。

午後4時前、現地到着。
支度をして釣り場に行こうとすると・・・ない!ない!・・・って、またかい!
今日はタモ網を見事に忘れてきている。
最近どうも忘れ物が多い・・・やっぱジジイになった証拠か!?
魚が掛からなければタモ網なんて要らない訳で、さてどうしたもんかと暫し思案したが、そんな時に限って大物が掛かって取り込み出来なかった・・・なんて事もよく聞く話で、結局自宅へUターン、只でさえ時間が無いというのに、ここで30分のロス!
結局午後4時45分にNにて戦闘開始・・・当然今日は落とし込み!

・・・と、今日もえらく前置きが長くなってしまったが、実釣については・・・何も書く事が無い。(涙)
強いて言えば、又しても気象庁に裏切られて風向きの予報が外れ、これなら最初からPへ行っていればよかった・・・と悔んだ事くらいか。
結局、道糸の見えなくなる午後6時20分まで釣りをして、アタリ一つ取れないまま納竿。
まっ、今日は海に出れただけでも良しとしよう。
それよりバトルの状況が気になる・・・8月最終日、落とし込み部希望の一枚は、果たしてあがったのだろうか。
そろそろ戦力になりたいものだが・・・。


2003年8月24日(日) 晴れ

苦節329日・・・福浦では実に367日・・・長かった。
黒鯛釣りがこうも過酷な釣りだったとは・・・。
遅れ馳せながらようやく今年の初物ゲット!
詳しくは「釣行記」にて。


2003年8月17日(日) 曇り時々雨

せっかくの夏休みだというのに、後半は雨ばかり・・・。
クロダイは相変わらず釣れないし・・・。
2回目の行政処分通知は来るし・・・。
ホント、いい事なんにもない。
強いて言えば、我が愛するTが18年ぶりに宿敵Gに勝ち越しを決めた事位か・・・。
とにかく溜まりに溜まった欲求不満は、やっぱり海に行かなければ解消できない。
夏休み最終日、予報では雨マークがズラッと並んでいたが、ここは一番強行突破!午前中だけの短時間勝負に打って出る事にした。

午前6時過ぎ、今日のショバと定めたHRに到着。
予想通りではあったが、やはり鬱憤の溜まった釣り師が、既にテトラの上にズラリと並んでいる。
午前6時に待ち合わせした筈の貧乏神ハラボーの姿が見当たらないが、ラッキーな事に真ん中だけポツンと釣り座が空いている。
・・・どうしようか。
ここに入ってしまうと、ハラボーが来ても入る隙間はない。
とりあえず本人に電話するが、虚しく留守番電話の応答・・・どうやら根性無しのハラボー、まだ夢の中らしい。
そんなら遠慮はいらないか!
場所を確保してからゆっくり支度、午前7時ちょうどにコマセを一振りして戦闘開始。
・・・あらら、今日もウキフカセ!?(汗)

開始当初は右にガンガン流れていた潮も、20分程すると俄かに緩くなり、同時に魚が入ってきた。
釣れるのはカサゴばかりだが、これがどうしてなかなかの良型も顔を出してくれて、結構楽しい。
ただ、食いが浅いのか、殆ど皮一枚で釣れてくるのが気になる。
ウキは活発に沈むのだが・・・。

カサゴタイムも午前9時を回る頃からパッタリ沈黙・・・時を同じくしてハラボーから架電。
「ワリィ、今起きた・・・」
やはり・・・。
それにしても電話だけでも貧乏神を連れて来るとは、この男、相当海神様に嫌われているらしい。

ハラボーが差し向けた貧乏神にとりつかれてしまったオイラ、その後は何をやっても魚の反応なし。
午前11時前になってようやく小カサゴが釣れるが、これまた後続がない。
今日の潮は、右へ行ったり左へ行ったり、寄せたり払い出したり・・・とにかくめまぐるしく変わる。
いつもの激シブ福浦のように全く動かないのも困ったもんだが、こうコロコロ変わられても、方向性と自信をすっかり失っている今のオイラにとってはポイントが絞り込めない。
しかも11時を過ぎると今度はエサ取りの嵐・・・。
我慢に我慢を重ねて釣りをするも、午後0時過ぎ、沈みテトラに仕掛けを取られてハリス切れ・・・。
あと5投分位あったコマセを残して竿を納める事にした。

まぁ今年はクロダイとっくに諦めてるし、遊んでくれた魚が居ただけで良しとしよう。
それにまだまだクロダイの釣期は長いしネ!



2003年8月13日(水) 曇りのち晴れ

女房殿のネット友達が大阪から母娘で遊びにやって来た。
ここは一番、楽しい夏休みを演出してあげようと張り切ってしまったオイラ・・・横浜案内からお台場ツアーまで、超ハードスケジュールをこなし、気がつけば完全にお疲れモードに・・・。
お台場から帰宅してそのまま爆睡・・・それでも翌朝しっかり7時に目が覚めるのは、やっぱりジジイになった証拠か。
来浜最終日、今日はみんなで八景島へ遊びに行くと言う。
とりあえず女5人を八景島まで運んで、今日はオイラだけ別行動・・・
当然釣りに行くでしょ!

オイラに与えられた時間は、客人を新横浜まで送って行くまでの約3時間・・・。
今日は本気モードで落とし込み!
あちこち釣り場を見て回って、辿り着いたのはいつものP・・・ラッキーな事に釣り場には先行者が1名だけ!
速攻支度をして、午後1時ちょうど、まずは縁起のいいポイントで最初の仕掛けを落とす。
しばらくその周辺を探ってみるが、これといった事件も起こらず、徐々にテトラを移動・・・。

移動しながら、テトラの穴を攻め、沈みテトラの際を攻め、前を攻める。
今日は風も穏やかで、落とし込み若葉マークのオイラにとってはすごくやり易く、微妙なラインの動きもよく見える。
う〜ん、絶好の実地訓練日和だ。
少しの変化も見逃すまいと、超集中モードで落とし続ける。

そうこうしているうちに、先行者の近くまでやってきた。
出来るだけベテランの方の邪魔をすまいと、やや遠慮がちに落としていたが、ふと気付くとエサのカニがパックリとやられている。
ありゃ!?居るのか!?
途切れかけた集中力に再度鞭を振るう。
続けて同じ場所に落とすと・・・ラインが途中で緩んだ!
少し聞いてやると、ググッという感触と共にラインが左に滑っていく。
「来たかっ!?」と竿を立てるが、逸る気持ちとは裏腹に手応えが全くない・・・。
引き抜いた仕掛けの先には・・・真っ白な提灯のように膨れた物体が「クックッ」と言いながらうごめいている。
こいつらかいっ!

その後はフグの猛攻・・・高価なカニがいとも簡単に潰されていく。
こりゃたまらんわぃ!
先行者のおじさんも弱り果てている。
このポイントを諦めて、最初のポイントに戻りながら仕掛けを落とし続ける。

残された時間はあと僅か・・・。
最初に入ったポイントに戻り、その周辺半径10m位を集中的に攻め続ける。
前に打って着底した頃にアタリがあるのは、恐らくこいつもフグだろう。
結局タイムリミットの午後3時半まで粘るが、今日も本命は姿を見せてくれず、ちょうど濁りの入ってきた海に後ろ髪を引かれながらも涙の納竿・・・。
女どもを迎えに八景島に戻った。

さて、夏休みも前半終了・・・明日からは墓参りで帰省だ。
あと何回竿を出す事ができるだろうか。


2003年8月10日(日) 晴れ

台風10号が大きな爪痕を残して日本列島を駆け抜けていった。
あれだけ大きな台風だったんだから海は底荒れ、今週はダメかも・・・と思いつつも、一応お勤めなので今日も出撃を決意!
なんてったって昨日から夏休みだし、とにかくこの休み中に何とか1枚欲しい!

でも昨日台風に邪魔されてるから、休み中にじっくり釣りができるのはもう今日しかない。
気合十分で昼前からオキアミの解凍作業に入る・・・って、おい!また今日もウキ付けるんか!

台風一過とはいえ、昼間はメチャクチャ暑くて釣りなんかやってられる状態じゃない。
夕方から夜に照準を合わせて、家でせっせこイメージトレーニング。
すると珍しくみやちゃんから架電、
「ひささん、今日は何処出るッスかぁ?」
「えっと、あの、その・・・」
「まさか、ウキ付けるんじゃないッスよね!?」
「・・・・」
やっぱりオイラは裏切り者なんだろうか・・・。

午後3時過ぎ、自宅を出てkozoさんが竿を振っているNに合流、続けてkazさんとまーにゃんさんが到着。
狙いは夕マズだから、とりあえずマッタリとしながら支度をして、午後4時20分、本日の戦闘開始。
台風の後だというのに、海は底まで見えるほどスケスケ・・・。
今日も苦しい釣りになりそうだ。

開始5投目くらいだったか、仕掛けを入れた後で、あまりにも反応がないので3つ目のコマセを入れようと、柄杓を振り上げて海を見ると、目の前のウキが消えている。
あれっ?と思って慌てて竿を立てると魚が付いている。
あげてみるとこれがなんと今期お初のアジ、しかも28cmの良型だ。
当然の事ながらこいつをキープ・・・アジのタタキが頭の中を駆け巡る。

直後に貧乏神ハラボーから架電、
「どう?釣れてる?」
どうやら朝マズにこっそりサビキ釣りをして、サッパ、イワシ、マメアジに遊ばれていたらしい。
暑い中釣りをしていた為、少々出撃を渋っていた根性無しのハラボーであったが、
「おう、今いい型のアジが釣れたよ!」
と揺さぶりを掛けると、
「ホント!?んじゃ今すぐ行くわ!」と、案の定喰らいついてきた。
この男、いとも簡単に釣れてくれる・・・黒鯛もこれ位楽に釣れるといいんだが・・・。
しかしハラボー君よ、君は黒鯛釣りに来るんじゃないのかっ!

ハラボーに大きな口を叩いたものの、1尾目の魚をキープすると魚が居なくなる・・・これが最近のオイラの傾向。
果たしてこのジンクスは今回も見事的中!
その後オイラの目の前にだけ魚が居なくなるという摩訶不思議な現象が・・・。
ほんの数メートル右隣のkozoさんは、面白いくらいにカサゴを連発しているというのに。

日が暮れるまでは忘れた頃にカサゴが釣れる程度で、日没と共に既にオイラのやる気まったく無し・・・。
最近諦めが早いというかなんと言うか・・・。

夕食後、ようやく潮が動き始めたが、それでもオイラの竿には時折カサゴが顔を見せてくれるだけ。
隣のkozoさんは相変わらず楽しそうに釣りをしている。
そのkozoさんが沖目でアジを連発した。
おっと、また回ってきたかな?
アジは美味しいから欲しいけど、こうなると釣りが難しくなる。
さて、ウキが入ったら合わせていいものか・・・。

しかしそこは自称クロダイ師のオイラ、その後オイラのウキも活発に沈むが、とりあえず大アワセ!
当然魚は掛かってこない。
でもいいんだ、これで!
以前これで本命取り逃がしてるから!
それでも2号チヌバリを飲み込む元気なアジを3尾追加、だんだん、「ハリ小さくしちゃおうかな・・・」などと邪心がうごめいてくる。

表層も底も小魚で覆われていたが、今日はクロダイ師の意地を最後まで貫き通したオイラ、結局午後11時過ぎに無念の納竿とした。
「その天晴れさに免じて、次回はきっとクロダイを釣らせてあげよう!」
・・・などと、福浦の海神様は言ってくれないものだろうか・・・。

<今日一緒に釣りをした人々>

kazさん、kozoさん、ハラボーさん、まーにゃんさん



2003年8月2日(土) 晴れ

とうとう本命の型を見る事なく8月突入!・・・相変わらず大スランプ継続中である。
今週は夏休みのありちゃんが平日連続釣行で2枚の本命をゲットしている。
ほんじゃ今週はオイラもウキをつけて・・・。(汗)

ところがその前に貧乏神ハラボーから悪魔の誘いが・・・。
「船出すけど乗る?」
う〜ん、そう言えば今年はまだアジの姿も見てないし、横浜沿岸一帯でもあまり朗報は聞こえてこない・・・。
ひょっとしたら際はダメでも沖の方なら回遊してるかも・・・。
そんじゃちょっと便乗して、福浦沖のアジ釣査にでも行こうか!
(おい!また浮気かい!)

という訳で、キャプテン・ハラボーを船長とする横浜港貧乏神丸は、本命アジを追いかけて午前10時にベイサイドマリーナを出航、風裏となるN沖を目指す。
風は少々強いが、めでたく本日梅雨明けした空はなんとも清々しくて気持ちがいい。
船を止めると地獄の暑さだが・・・。

・・・・・。
貧乏神丸での釣果はさておいて、南の風が徐々に強くなり、うねりも出てきたので午後3時前には現場を撤収!一路ベイサイドマリーナを目指す。
貧乏神ハラボー&坊主神ひさの名コンビはいまだ健在だった事だけ付け加えておこう。(涙)

予定より早く帰港したオイラ達・・・
当然クーラーボックス&バッカンの中には大量のエサが残っている。(魚?・・・・ハテ・・・)
ハラボーと、同行の後輩・マスダ君は「ボ」の痛手から立ち直る事ができなかったのか、そのままリタイア、
オイラは一旦帰宅して荷物を持ち替え、突撃隊長の待つNへ向けて再出撃!
いやはや、自分でも笑えるくらいタフなヤツだ。

午後5時前に現地到着、既にkazさんが竿を振っている。
kiki師匠は相変わらずHRに陣取っているみたいだ。
バッカンに残したアミコマセにオキアミを追加し集魚材を入れる。
更に残った青イソとジャリメをぶつ切りにして混ぜ込み、「何でもありのスペシャルブレンドコマセ」の完成!
・・・って、ただ余ったの全部入れただけじゃんか!
午後5時半、kazさんの左隣に入って戦闘開始。

開始後2投目で良型メバルをキャッチして、その後1時間の間に、ハゼ、フグ、カサゴと釣れ、四目達成!
今日は春秋ウキに、最近あまり信用していないV−TENを付けて流しているのだが、これがどうしてなかなか感度がいい。
なんせ体長5cmほどのチビハゼのアタリも鮮明に取ってくれるのだから・・・。
ウキに出るアタリも頻繁だし、よ〜し、五目目はチヌで!・・・と、自然気合が入る。
最近みんなが釣り上げている夕マズ〜日没後が最大の時合い!
とにかく神経を集中させる。

ところが・・・。
ウキのトップにケミを装着してからは、あれだけあった魚の反応が皆無に・・・。
辺りが完全に暗くなってからは、何をやってもダメ!
あぁ、今日も終わった・・・。

結局午前0時半過ぎまで粘って、日没後釣れたのは小カサゴ1尾のみ・・・
隣のkazさんは、なんと今日1日の釣りでノーヒットノーランだったとか・・・。
律儀なありちゃんは午後10時に現場に現れたが、オイラ達と同時に納竿、やはりみんな渋かったみたいだ。
明るいうちにオイラの竿にだけ魚が乗ったのは、やはりアミをブレンドしていたのが良かったのか・・・?
いずれにしてもオイラの初クロ、まだまだ先の話みたいだ・・・。

<今日一緒に釣りをした人々>
kazさん、ありさん>


2003年7月28日(月) 晴れ

今日は月曜日、言わずと知れた週の始めの平日だよっ!
んじゃどうして釣り日記かと言うと・・・そう、隠密同心さんが密かに福浦に行ったようなので、今日は隠密同心さんの釣り日記です。

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先週末から仕事のトラブルが続き、今朝会社に行くのにちょっとブルーなオイラ・・・。
今日は何が何でも得意先からの発注を貰わなければならない。
「決死の覚悟!」で会社に行き、あれこれ作戦を練って、とりあえず敵の出方を探ろうと得意先に電話を入れてみる。
すると敵さん、「発注、今日出しますよ。」と意外ににあっさりと陥落・・・。
おいおい、ちょっと拍子抜けだぞ!

でも、これで何とか予定している数字まで乗りそうだ。
朝とはうって変わって上機嫌のオイラ、夕方までに仕事をサラリとこなしてフレックス退社!

自宅で着替えて今日の目的地Pへ向かう。
昨日みやちゃんが本命ゲットした場所だ。
しかし残念な事に諸事情でここを断念、NかHRにでも行くか!と現地に車を走らせる。
現地に到着すると何となく見覚えのある車が既に駐車している。
あれ?と思って釣り場に行ってみると、なんと○○さんが竿を振っている。
挨拶すると「○○さんと○○さんも来てるよ。」と左の方を指差す。
おいおい!今日は月曜だぞ!

お馬鹿なメンバーへの挨拶もそこそこに、午後5時過ぎに、まずはNにて仕掛けを投入、徐々にHR方向へ動きながらカニを落としていく。
すると午後5時35分、今日初めてのアタリ・・・っつうか、知らぬ間にカニをガップリと食われている。
「あぁ、やっぱオイラにゃ落とし込みは向いてないのかなぁ・・・。」
独り言をブツブツ言いながらエサを付け替え、その2投目に事件は起きた!
さっき食われた場所からテトラ2つ分右、沈みテトラの向こう側をイメージして落としていると、海面下の道糸が微妙に弛んだ。
また途中で引っ掛かったな・・・と思いながらも一応軽く聞いてみると、グググっと生命反応!
そのまましっかりと竿を立てて合わせると、魚は案の定テトラに向かって突っ込む。
こいつをかわすと、今度は沖に向かって出て行こうとする。
これは予想外の展開だった!
やり取りする間もなく、オイラの手元に素バリが飛んできた・・・。
あぁ、またやっちまったぃ!

その後HR〜TM〜K2と落として行くが、結局事件らしい事件はその後起こらず・・・。
道糸がすっかり見えなくなった午後7時過ぎに無念の納竿とした。
しかし!!
さぁ、魚がかかり始めたぞ!
本命あがるのも時間の問題だ。
メゲずに頑張るぞ〜〜〜!


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<今日一緒に釣りをした人々>
平日の為、匿名に致しますが、福チヌ関係計3名と合流。



2003年7月22日(火) 曇り

早いもんで娘のseaも中学2年、めでたくも来年には受験生となる。
そんな娘が急に目覚めてしまったのか、「塾に行きたい!」と言い出した。
本来塾なんてものには反対なのだが、娘にそう言われてしまうと、お父さんとしては無視してる訳にはいかない。
今日は娘と一緒に夏期講習なるものの申し込みに行こうと、仕事を早く切り上げて家に帰って来た。

ところが・・・
出かける前に電話をして確認したところ、今日は休校日で受付ができないという。
ありゃりゃ!せっかく早く帰って来たのに・・・。
しょうがない、釣りにでも行くか!
(↑何たる言い訳!)

という訳で、速攻着替えて家を出発。
今日は小潮で時刻は上げに転じている頃だが、潮位から見て恐らく現地でエサの採取は難しいだろう・・・。
立野さんでカニとザリを少量ずつ買って今日もPへ急いだ。

午後4時半、現地に到着して支度を始める・・・が、しかし!
無い!無い!
リールやハリス、ハリなんかの小物を入れたウェストバッグが無い!
最近暑くなってきたので、いつもは車の中に放置してある釣具だが、熱で痛みそうな物だけは自宅に持ち帰るようにしていたのをコロッと忘れていた。
自宅に電話すると、「ここにあるよ〜」
あぁ、又しても出鼻をくじかれた・・・。

仕方なく家にとんぼ返り、忘れ物をしっかり胸に抱いて再び現場Pに戻る。
この間のロス時間は約30分・・・ただでさえ時間がないのに・・・。

午後5時15分、今日は長竿を持って戦闘開始。
テトラ上には同業者が他に2名、話を聞くとかなり渋いらしい。
確かに落とせども落とせども事件は起こらない・・・。

そうこうしているうちに同業者が順に帰って行く。
さぁ、夕マズベストタイムにテトラは貸切状態だ!
気合入れてくぞ〜〜〜!

しかし無情にも時間はどんどん過ぎていく。
結局午後7時丁度に納竿するまでの間、ザリで1回アタリがあっただけ・・・。
これだって本命だかどうだか・・・。

それにしても落とし込みというのは手軽にできていいもんだ。
これからもちょっとでも時間ができたら速攻海行っちゃうだろうなぁ。
さて、その度に釣り日記書かなきゃいけないとなると・・・
今年は釣り日記がメチャクチャ増えそうだ。


2003年7月21日(月) 雨のち曇り

確か今年の目標に、「今年は脇目も振らずチヌ一筋!!!目標はド〜ンと福浦産チヌ20枚で自己記録更新!」な〜んて書いた記憶がある・・・。
気がつけば今年も脇目ばかり・・・相変わらず浮気三昧のふとどき者のオイラだ。

この3連休、初日に仕事が入っていたものの、こいつをスンナリとこなし速攻海へ・・・(19日釣り日記参照)
ここまでは良かった。
だってちゃんと黒鯛狙ってるし・・・。

20日(日)、予定では兄貴の操船する船で、駿河湾でカツオを追いかけている筈だった。
これは会社のお付き合いでもあるし、オイラもサラリーマンだから・・・(汗)

しかしこれが拠所ない事情でキャンセル、それならば素直に福浦にチヌ狙いに行けばいいものを、何故か家族総出で大井埠頭でハゼ釣りに興じる我が家・・・。
まぁこれも岸壁湯沸し隊の例会だし、家族サービスでもあるし・・・。
それに黒鯛釣りのエサだって確保できた訳だし・・・。
だんだん言い訳がましくなってきた。(滝汗)

そして21日(月)、海の日なんだから、やっぱ釣り師としては海に出なくては!
と理由をつけて、午前2時、気合を入れて出かけたのは三浦半島某所・・・
握っていのはシーバスロッドにエギ・・・
えっと、あの、、その、、、
これは某氏が誘ってくれた企画だし、貧乏神ハラボーも行きたいって言うし・・・シドロモドロ・・・。

もうここまで来たら言い訳は出来ない!
連休最後は福浦に出て懺悔の釣りをしよう!

午前9時半に三浦半島より帰還、ハラボーと朝飯を食べながら福浦再出撃を説得するが、この男、今日は全然気合が入っていない。
仕方なく一旦帰宅して一休みしてから一人で再出撃を企てる事になった。

帰宅後2時間ほど爆睡、目が覚めて「さぁ出撃だ!」と気合を入れたところにいきなりの豪雨・・・しかも雷まで・・・。
あたかもオイラに対する「釣りに行くな!」という神のお告げのように・・・。
オイこら!気象庁!
今日は昼間は「曇り」って言ってなかったかぁ!?
はぁ・・・最近騙されてばかりだ。

何度も空を見ながらため息が漏れる。
そういえば福チヌ通算400号があがったのに、まだHPの更新もしてなかった。
今日は出撃を諦めてHP更新作業でもするか!とパソコンに向かい、まずは湯沸し隊の皆さんに御礼を・・・。

と、その時急に雨が上がった!
これは神がくれたチャンス!?
昨日娘達が一生懸命取ってくれたカニは逆さ桶の中で元気に走り回っている。
速攻支度をしてPに向かって車を飛ばした。

午後5時過ぎに現地到着すると・・・
おいおい!釣り師がいっぱいいるぞ!
しかもみんなカッパ着込んで・・・あの雨の中やってたのか。
恐るべし!福浦の釣り人!

入りたいポイントには既に同業者が・・・。
仕方なく短竿を握ってヘチポイントで竿を出す事にする。

まずは逆さ桶の中から使えそうなサイズのカニだけ取って、あとは釈放。
このポイントにも同業者が1人居るが、竿を出すのには何ら問題がない。
見るとこの同業者はカニを落としている。
オイラも最初はカニを選んで釣りを始める。

開始後数投で糸フケのアタリ・・・一応聞いてみようと竿をググッと気持ち上げた瞬間にコンっと言ってそれっきり・・・。
仕掛けを上げるとカニがガブッと食われている・・・やられた!

その後使えるカニは全てガブリ・・・アタリは全く取れない。
あぁ、ヘタッピ!!!
しかしこれは果たして本命のサインか、はたまたフグの仕業か・・・。

カニ終了後はツブを落とすがまるっきり反応がない。
午後6時半、潮が上げてきたのでこのポイントを撤収、帰りがけに、一昨日53cmが釣り上げられるのを目撃したポイントで最後の勝負!
午後7時、流れに乗せて落としているラインが微妙に沖側に流れた。
おやっ?と思って竿を気持ち上げると「ググッ」っときた!
落としているのはツブ、本命の確率が高いぞ!
思わず頭の中に一昨日の歳無しが浮かんで緊張感が高まる。
クククッと来て竿先が少し入ったのでここだ!と思って合わせると、乗った事は乗ったが魚があまりにも小さすぎる・・・。
ありゃ?
上げてみるとなんとフグ・・・しかもスレ・・・
おいっ!
今日唯一の魚がスレのフグかい!

でもまぁ一度は諦めた釣りが出来ただけでも有難い。
今日はそう思って納得しよう。
辺りがすっかり暗くなってきた午後7時半に竿をしまう事にした。

さぁ来週は・・・
最後の軟体系リベンジだ〜〜〜〜!
こらっ!


2003年7月19日(土) 曇り

落とし込み部にレンタル移籍したものの、福浦テトラで通用する長竿が手元にない・・・。これは由々しき問題である。
ちょうどこの週末に、いつも利用しているポイント&ペグがセールに入る。
とりあえず先週のうちにあれこれ竿を物色、適当な竿に目星をつけてはみたものの、さぁ問題は財源である。
元々安月給のサラリーマン、欲しい竿を欲しい時に買える程裕福ではないオイラ、当然の事ながらバクチに頼ると言う安易な考えが・・・。
さて、これが吉と出るか凶と出るか・・・。

チャレンジ3回目で何とか財源確保・・・いつもなら更に欲張るところだが、今回は竿の財源さえあればいい。
目標金額に達したところで速攻勝ち逃げ・・・そのままポイントに電話して竿の確保を依頼する。
ったく、こういう綱渡りもそろそろ卒業しないと・・・。

ともあれ、念願の竿が手に入った。
翌土曜日、頼んでいた竿を受け取りに行くと、当然の事ながら「この竿を早く振ってみたい!」という衝動にかられる。
・・・気がつくと午後4時前、先日ツブダンゴで悔しい思いをしたPにて竿を振っているオイラがいた。

今回も前回同様まずはカニを落としてみる。
釣り場を一周してアタリなし。
続いてイガイを付けて更に一周・・・これもアタリは皆無。
次はツブダンゴで一周・・・生命反応はない。
う〜ん、やっぱり今日もダメかな。

そうこうしているうちに、夕マズ狙いなのか釣り人が増えてきた。
とりあえず先日魚を取り逃がしたポイントを確保して集中的にそこを攻める。
今日は終始風が正面から吹き付けて、あまりいいコンディションではないが、海は適度にウネリガ入って濁りも良い。
我慢しながら辛抱強く落とし続ける。

午後5時15分、前回と全く同じポイントでカニを落としていると底付近で「クククッ・・・」というアタリが!
去年50cmをあげた時と全く同じ感触だ。
慎重に聞いてみるがなかなか魚が乗らない。
そうこうしているうちに「クククッ」は消えて、甲羅だけを残して食い逃げされてしまった。
しかも悔しいかな、これが最後のカニ・・・。
その後はツブダンゴで集中的に攻めてみるが、結局その後はアタリが全くなく、午後7時前に釣り場を撤収した。

帰り際、釣り場ですれ違った釣り人が何か魚を掛けている・・・。
やり取りをみてるとかなりでかそうだ。
勉強の為に・・・と一部始終を見ていたが、この釣り師、相当手馴れた手つきで獲物をタモ入れ。
計測すると53cm、2.5kgの大物!
ありゃりゃ、こんな所でも釣れるんだ〜!・・・メモメモ。

車に戻ったオイラは、今日出撃している筈のkazさんに電話を入れてみる。
するとkazさん、
「えっと、通算400号まであと何枚でしたっけ?」
なんとも意味深な言葉だ。
聞くとkazさんとありちゃんが既に1枚ずつ、カイズクラスながら本命をゲットしているとの事!
あちゃ〜〜〜〜〜!
実は夕方出撃前にkazさんから電話を貰い、「今日はありちゃんが早上がりだから一緒にウキやりましょうよ〜!」と誘われていたのだ。
相当悩んだ挙句、落とし込み部の意地を見せちゃろう!とあえて新しい長竿を握ったオイラであったが、こんな話を聞かされたら「ウキ付けてれば良かった・・・」と思えど後の祭りだ。

しかしこれで通算400号にリーチが掛かった!
一旦家に帰って夕飯、速攻再出撃の意志を固める。

午後8時半、ウキ部員たちが竿を並べるNに到着。
余裕の二人は夕食を摂っている最中だったが、なんと二人に続いてお父上と同伴で来ているまーにゃんさんが1枚あげたという・・・。
ぬぁにぃ〜〜〜〜〜〜!!!???
他の釣り場に散っているかも知れない他のメンバーの釣果がなければ、これが福チヌ通算400号アーチになる。
一番気になるのはやはりkiki師匠だが、どうも今日は所在不明だ・・・。

いずれにしてもカイズクラスながら魚が寄っているのは事実だ。
気合を入れて支度に掛かると、ちょうどそこに落とし込み部のひろし部長も到着。
聞けば2番目にうるさいお方もこちらに向かっているという・・・。
よ〜し、この後は落とし込み部が逆襲の3タテだ〜〜〜〜!

午後9時前に本日の第2ラウンド戦闘開始!
まずは立野さんで仕入れてきたザリガニを落としてみる。
何度か落としているうちに待望のアタリが・・・。
掛かった魚は本命っぽくはなかったが、それでも初めて使うエサで魚が掛かるのは嬉しい。
あげてみると良型のメバル・・・、やっぱりエサが違うと掛かる魚も大きいのか・・・。
しかしオキアミで釣れてしまうメバルに、1尾40円もするエサを食われてはたまったモンじゃない。
ところが、用意したザリガニは全て外道に食い尽くされ、結局その後はアオイソにチェンジ、

夜のテトラで落とし込み釣りをするのはどれ位ぶりだろう・・・。
テトラの上をあちこち移動しながら探り歩いてみるが、時折カサゴやメバルが釣れて、結構楽しい。
結局午前0時くらいだったか、kazさんのコマセが終了したのを機に落とし込み部も全員納竿・・・。

釣りの途中、携帯で福チヌ掲示板を確認すると、なんとナミ部長がHRで2枚の本命をあげている。
と言う事は、今日はウキ部は全員安打の5得点、それに比べて落とし込み部は・・・。
あぁ、やっぱり最初からウキで攻めれば良かった!
魚は釣れたが後悔の念いっぱいの一日であった・・・。

今日一緒に釣りをした人々>
kazさん、ありちゃん、ひろしさん、まるみさん



2003年7月12日(土) 曇り

もうどれくらい黒鯛を釣ってないだろうか・・・。
福チヌ資料館〜今年の釣り日記をざっと眺めてみると、なんと今年に入って、ウキフカセだけで既に17連敗、昨年からの通算連敗数は実に34にも及んでいる。
Tの対Y戦16連勝・・・などと喜んでいる場合じゃなかった!
オイラ自身、こんなにも連敗していたとは・・・。

福浦で最後に黒鯛をあげたのは去年の8月22日、
でもこれは落とし込みでの事故の1枚だから、ウキフカセで釣り上げたのは8月12日にさかのぼる。
ちょうど11ヶ月間長いトンネルをひた走っている事になる。
あと1ヶ月で果たして本命をあげる事ができるだろうか・・・。
こんな大スランプは黒鯛釣りを始めて以来初めての事だ。

落とし込み部に転部したのはいいものの、改めてこの数字を見て愕然としたオイラ・・・。
こりゃ何が何でもウキで1枚あげない事には納まりががつかない!

という訳で、今日も握った竿はMEGAーAir、ウキ部集合場所のNへ急ぐ。
今期ウキフカセ第18回戦は、波穏やかなNにて午後4時15分にコマセを一振りしてスタート。

今日はナミ部長の事実上の福浦復帰戦、ウキ部精鋭部隊が終結している。
Nでは一番左にオイラ、そこから右に、ありちゃん、kazさん、二人おいてkozoさん、ナミさんと竿を出している。
HRには我等がkiki師匠が陣取っているという情報も入った。
ちなみに貧乏神ハラボーは病欠・・・。

開始直後は何故かオイラの所にだけ魚がいない。
右の方を見るとみんなそれぞれカサゴやらベラやらあげているというのに・・・。
ひょっとしたら貧乏神はハラボーではなくオイラだったのか・・・。

開始30分後にようやくウキが沈んで魚をキャッチ、これがどういう訳かウキではお初のハゼ。
・・・相変わらずよく解らない海だ。
その後カサゴを数尾あげた後、午後5時、ウキがモゾモゾと入ってアワセを入れると、あまり大きそうではないが頭を振る魚がヒットする。
浮かせてみるとこれがなんとアイナメ・・・。
嬉しい外道に思わずタモ入れして取り込み、計測すると33cmとまずまずの型だ。
「そのサイズなら持ち帰りでしょ!」というkazさんの言葉に頷いて、こいつをキープする。

適度に右に潮が流れる中、その後もカサゴがポツポツと顔を見せてくれたが、夕マズのベストタイムを前に急に潮が止まったかと思ったら魚の反応もパッタリ・・・。
あれこれ手を尽くしても付けエサがそのまま戻ってくる。
そうこうしているうちに日没、そして予報通り風が正面に回って強さを増してきた。
先週と全く同じ状況だ。
とりあえずここで夕食、暫し様子を見るが、風はどんどん悪い方向に回っていきそうな雰囲気・・・。
夕食後に決断して、明日仕事がある為撤収したありちゃん以外、みんなでMへ移動する事にした。

午後8時過ぎにMに到着すると、既にHRから避難してきたkiki師匠が竿を振っており、Nでリタイヤしたナミ部長と話している。
聞くとkiki師匠、Mに移動後速攻で40cmの本命をゲットしたとの事・・・。
う〜ん、流石師匠だ。

こりゃ出遅れた!
とりあえず速攻支度をして、午後8時30分、第2ラウンドスタート。

ところがこっちも魚の反応が全くない。
左隣の師匠に聞くと、メバルやカサゴがポツポツ釣れるという。
頑張って釣りを続けて、ようやく良型のカサゴを1尾ゲットするが、後続がない。
kazさんとkozoさんはオイラからだいぶ右の方に陣取っているが、途中休憩に来たkazさんの話ではフグの猛攻にあっているという。
kazさんと話している間にも、左のkiki師匠はバシバシとアワセを入れている。
なんか凄く楽しそうだ。
どうしてオイラの所にだけ魚が居ないんだろう・・・。
いや、魚が居ないんじゃない、ただ単にオイラの腕が悪いのだ!

タナを変え、仕掛けを変え、ウキを変え、いろんな手を尽くしてみたが、結局その後魚は1尾たりともあがらず・・・。
日付が変わる直前くらいに落とし込み部のひろし部長とべーさんが到着していたが、どうもこちらも按配はよくないようだ。
Nから避難してきたというタコボウズさんが到着して竿を出した直後の午前1時過ぎ、コマセが切れて本日の釣りを終了した。

これで通算連敗記録は35・・・トンネルの出口の小さな明かりすら見えない。

<今日一緒に釣りをした人々>
ありさん、kazさん、kozoさん、ナミさん、kiki師匠、ひろしさん、べーさん(以上福チヌ)、タコボウズさん


2003年7月10日(木) 曇りのち雨

今日は代休〜〜〜〜〜!!!
さ〜て、何処で竿出そうかな♪
予報見ると風は強くなりそうだけど、昼間は何とか雨も大丈夫そうだし、そんじゃHRでも行きますか!

途中、平日釣り三昧も今日が最終日というM氏に電話してみる。
予想通りM氏はPで竿を出していたが、なんと今日は落とし込んでいるという・・・。
う〜ん、この男、夏休みを目一杯堪能してやがる!
M氏の話では、いい濁りも入って雰囲気は最高、カニを二つ潰されたとの事。
よしよし、奴らは寄ってきてるぞ!

午前11時半に現地に着いて、とりあえず車の中で昼飯。
平日は釣り人も少ないから、まぁ焦らない焦らない!
ゆっくり弁当食べて、さぁやるか!と気合入れて釣り場に行ってみると・・・
入りたかったポイントには先客が4名ほど・・・。
あちゃ〜、平日だから空いてると思ったのに〜〜〜!
・・・って、オイラ落とし込みなんだから場所はあまり関係ないんじゃ・・・。
???

仕方なくHRの定番の場所で店を広げる。
とりあえず竿を出して、リール付けて、糸通して、ウキ止め付けて、ウキ付けて・・・
オイオイ!やっぱ今日も浮気かい!

午後0時25分、支度を終えて、とりあえずコマセを一振り・・・
う〜ん、この瞬間がたまらなく楽しい。
やっぱオイラは根っからのウキ師なのか・・・。
潮は適度に右に動いているようだ。

開始一投目からウキがシモるが、魚が乗らない。
二投目、再びウキがシモって、今度はベラが掛かる。
三投目、ウキが沈んでベラ、
四投目、ベラ
ベラ、ベラ、ベラ・・・
おいおい!

ベラの次は正体不明のエサ取り。
付けエサのオキアミは瞬時に無くなる。
正体を突き止めると、このエサ取り軍団はフグと判明。
しばらくはフグ、フグ、フグ・・・
マジかよ!
頼む!フグの次はチヌお願いね!

あまりにも付けエサ瞬消が続くので、オキアミをやめて「趣味の王様・うさぎと亀印・・・」に変えてみる。
思い起こせば?年前、福浦で初めてクロダイをあげたのも、この場所、そしてこのエサだった。
舞台は整った!
さぁ来い!巨チヌよ!

律儀にもこのエサを食べてくれたのはカサゴ君・・・。
でも先日釣れ盛ったカサゴとはサイズが全然違う。
メチャメチャ美味そうなプリッとした良型だ。
そしてこのグッドサイズが3尾程立て続けに掛かる。
大きいカサゴ狙うならオキアミよりこっちの方がいいのかなぁ。

いやいや、オイラはこう見えても自称クロダイ師!
良型のカサゴで満足してちゃいけない!
カサゴの次・・・今度こそチヌ、お願いだから!

さぁ皆さん、カサゴの次は何が来たと思います?
カサゴに続いては・・・大粒の雨でした。
こら!気象庁!予報では昼間の降水確率0%だった筈だぞ!
カッパだけは持って来てたけど、他に雨の支度してないから、竿袋も磯バッグも全部びしょ濡れ・・・。
足元のスパイクもシューズだったからびしょ濡れ・・・。
そんで周りの釣り人はみんな退散して行く。
いいやら悪いやら・・・。

でも今日は雨粒が妙に気持ちいい。
降りしきる雨の中で、次に現れたのはこれまた定番のボラの大群。
そしてその合間にベラ、カサゴと釣れ盛る。
それにしても今日はよくウキが沈むなぁ・・・。
なんか凄く楽しいぞ!

楽しい釣りを満喫したオイラ、
「今日はこれ位にしといたろっ!」と、午後5時半に納得の納竿。
チヌは今日も釣れなかったけど、魚が釣れる釣りはホントに楽しいなぁ!
今週末は・・・
釣りが出来たら落としこむ!・・・予定です。
まっ、予定は未定って事で!(滝汗)


2003年7月5日(土) 曇り

いよいよウキ部のナミ部長が帰ってくる!
関西支部長のモンキーさんも、折角の夏休みだというのに、わざわざ激シブの福浦にやって来るという・・・。
なんか嬉しいですね!
離れている仲間が、こうして再び集まって一緒に釣りが楽しめる・・・やっぱ福チヌっていいなぁ。

とはいえ、相変わらず週末は仕事モードのオイラ・・・
さぁ、土曜と日曜、どっちを休みにするか・・・。
女房殿の誕生日(6日)と仲間との釣りを天秤にかけて、やっぱり釣りを取ってしまった極悪非道な管理人は、今日ばかりはウキ部に一日だけのお里帰りと相成った。

一日早い女房殿の誕生パーティをとっとと済ませ、午後3時過ぎにいそいそと海に向かって出発。
完全にウキウキモードだ。
それもその筈、土曜の晩に夜釣り目的で出かけるのは実に5月17日(OLMのクロ釣り大会スタートの日)以来だ。
さぁ今日はお魚ちゃんは遊んでくれるかなぁ!?
とにかく最近不完全燃焼の釣りばかりしてたから、今日はめ一杯楽しむぞ〜〜〜〜!

道すがら突撃隊長とありちゃんに架電、今日のショバを確認するが、今日はお客さんのモンキーさん次第だという。
とりあえず先発隊として各釣り場の様子を見ようと、まずはN〜HRをざっと見渡してみるが、土曜の午後だと言うのに予想に反して結構スペースが空いている。
そんじゃちょっくらMの様子でも・・・とHRを後にしようとした所へkiki師匠が到着、速攻一番確率の高いHRに陣を構える。
いろいろ考えた挙句、とりあえずオイラはNで店を広げようと、車に戻って荷物をまとめ、縁起の良い恵比寿ポイントに戻って支度開始、
ちょうどその頃kazさんから架電、モンキーさんとありちゃんと一緒にNで合流する事になった。
続けてまーにゃんさんから架電、kiki師匠の隣に陣取ったとの事。
福チヌのウキフカセ部のメンバーが続々集まってくる・・・。
こうなったら新メンバーの貧乏神ハラボーも呼ばなければ!
という事で電話を入れると、「風邪ひいたみたい・・・とりあえず様子だけ見に行くよ。」・・・と力ない返事。
ありゃりゃ、珍しい!
・・・と思ったら、釣り場にやって来たハラボーはしっかり竿袋を担いでいた。
この男は一体・・・。

その後べーさんが久々に竜君を連れて登場!
こんなにメンバーが集まったのってどれ位振りだろうか・・・。
残念ながらナミさんは急用で来れなくなったけど、まぁこれからはちょくちょくご一緒できるだろう。
一番早く支度の整ったオイラ、午後4時25分に戦闘開始。

右から吹く風がちょっとうるさいが、潮は逆に右に流れている。
濁りも入ってるし、今日もいい感じだ。
釣り場にはオイラの左隣にハラボー、その向こうにkazさん、モンキーさん、ありちゃんと並んでいる。
そしてその間をベーさん指導の竜君が落とし込んでいる。

開始直後は比較的沖目を狙ってみるが、タナを上げても下げても魚の反応は無い。
数投おきに徐々にテトラに近づけてくると、やっと沈みテトラの際でウキが沈む。
あがってきたのは小カサゴだが、なんと久しぶりに魚の顔を拝んだ事だろう・・・。
その後はカサゴラッシュ。
日が暮れるまでカサゴがオイラをもてなしてくれた。

魚の活性が良さそうだと判断したべーさん、居ても立ってもいられなくなったのか、ジュニアの指導は置いといて自分も竿を出す。
そしてそのべーさんが撤収モードに入ったその時!
オイラが度重なるカサゴの猛攻にハリス替えを強いられているその時!
ついでにkazさんも仕掛けを直しているその時!
事件は起こったのでした。

テトラの後ろで仕掛けを作り直しているオイラの耳に、「おめでとうございま〜す!」ってな声が飛び込んでくる。
ふっと振り向くとタモを出してるのは誰あろう関西支部長!
タモ網に収まったのは37cmの立派な本命・・・
う〜ん、福浦の海神様はちゃ〜んとお土産を用意してくれてたのか〜〜〜〜!
オイラ思わずモンキーさんに一言。
「ドロボー!」

久しぶりに会った友人にそんな言葉を投げかけたのが海神様に聞こえてしまったのか、その後魚の活性は急に落ちてしまう。
流れていた潮もとまる。
更に風が正面からに変わっている・・・。
突撃隊長の号令でひとまず夕飯にする事になった。

久々に福浦に来たモンキーさん、今日は弁当を買い忘れたとの事で、速攻コンビニに走る。
そしてそのモンキーさんが帰って来る頃には正面に回った風が一段を激しさを増し、上げ潮と重なって海が大荒れになってきてしまった。
テトラの際で釣りなんてできたもんじゃない。
際に道具一式を置きっぱなしにしていたモンキーさん、心配になって様子を見に行くと・・・。
タモと竿以外の全てがなくなっていた。
哀れ釣りモンキー!
黒鯛と引き換えに高価な道具を失ったのであった。

しかしこんな状態じゃ釣りはできない。
特にこの風向きが続くと福浦界隈では釣り場がなくなってしまう。
しばし様子見・・・のつもりが1時間経過。
この間各地の様子を聞こうとHRのまーにゃんさんに電話すると、「1枚あがりました〜!」と嬉しそうな声・・・。
おいおい、ますますこのまま釣りやめられなくなったぞ〜!

みんなは移動を考えていたが、オイラは明日早朝から仕事・・・
移動してもそんなに釣りする時間は無い。
結局、少し風が収まってきたのでオイラとハラボーはNで続行、その他のメンバーはMへ移動する事になった。

厳しい釣りだと思っていたが、やり始めて見ると結構いい感じ。
潮はまた右に流れているし、吹き付ける風が波を押して、テトラ際でサラシを作ってくれる。
なんか磯に居るみたいだ。
仕掛けを入れる前にサラシにコマセをこれでもかという位放り込み、仕掛けを入れてからウキに2つ、更に手前のサラシにもう2つ・・・
磯みたいな攻め方をしてみるが、結局その後はカサゴを2尾追加しただけ・・・。
午後10時過ぎ、コマセが切れたのを機に納竿とした。

でも今日は久しぶりに楽しかった!
撤収後、Mに移動したメンバーの所へ様子見に行ってみると、ぼらきちさんとイソキチさんがいつもの場所に陣取っている。
で、ここでもイソキチさんがカイズを1枚・・・
福浦にもやっと魚が回ってきたみたいだ。
・・・来週もウキつけたろかな!

それにしても今日の釣り日記は長かったな・・・。

<今日一緒に釣りをした人々>
kazさん、ありさん、モンキーさん、ハラボーさん、べーさん、竜君



2003年7月2日(水) 晴れ

さぁ、2003年版管理人の釣り日記も第3クールに突入!
未だ本命の姿を見る事無くここまできてしまったけど、こうなったら運を天に任せるしかない。
開き直って楽しい釣りをしよう。

今日は代休取得でお休み・・・天気もいいし当然釣りに行くでしょう!
出撃前にメールをチェックすると、ウキ部のkiki師匠から添付ファイルつきのメールが・・・。
この人からのメールは殆どが「釣れました〜」っていう釣果報告だが、あれっ?師匠日曜日にも釣りしたのかなぁ・・・。
んで、開けてビックリ玉手箱!
なんと今期2枚目の歳無しを平日釣行でちゃっかりゲットしている!
う〜ん、やっぱ師匠は流石だ〜〜〜!

な〜んて関心してる場合じゃない!
落とし込み部員としては何とか7月も獲るべく頑張らなければ!

という訳で今日は短い竿と長い竿の両方を持ってKK〜Pと渡り歩いた。
潮が上げに入る午後1時過ぎ、まずは短い竿を持って釣り開始。
ここではとりあえずツブダンゴを使って一往復、次にカニを使って一往復、最後はカラス貝を使って一往復・・・
結局これといった事件もないまま潮が上げてきたのでKKを終了、場所を移動して今度は長い竿を持って再チャレンジ!

午後3時半、Pにてダブルヘッダーの第2試合開始。
ここは去年前打ちで劇的な歳無しをあげた縁起のいいポイントだ。
まずは去年を思い出してカニを前に打ち続けるが、フグ(?)の猛攻で瞬く間にカニが潰される。
あっという間に玉が尽きたので、今度はツブダンゴをテトラの間に落とし込んでみる。
だけどこの釣り方だと万一本命が掛かった時に、この竿(極ーF)では凄く心配だ・・・これもやっぱ要らぬ心配か。

何回くらい落としただろうか。
やっぱ落とし込みは面白くないなぁ・・・と思い始めた午後4時50分、
テトラの向こう側に落としていたラインが、水面下で微妙に動いた・・・ような気がした。
一応軽く聞いてみるとググ・・・グググ・・・ときた!
おっと!久しぶりの魚の感触だ!
焦らず慌てずそのまま竿をグイ〜ンと上に上げると右方向に魚が突っ込んだ!
う〜ん、メチャメチャ嬉しい!
と思った直後に竿がフワ〜
またかい!!!
仕掛けを確認するとハリスがプッツン・・・あぁ・・・。

すぐ隣にいたウキ師のおじさんに一部始終をしっかり見られる。
天国から地獄・・・メチャクチャ悔しい!!!

気を取り直して速攻仕掛けを作り直し釣りを再開するも、午後5時を回って急に正面からの風が強くなり始めた。
それでも我慢しながら釣りを続けるが、強風は止む気配もなく、午後6時前にあえなく撤退・・・。
今日も完全丸ボウズで釣りを終了した。

でも今日は初めてツブダンゴで魚を掛ける事ができたし、まぁ収穫はあったよ、うん。
そう思って次からも精進しよう!


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