懺悔の小部屋〜47号室〜  

罪深い仔羊達よ!悔い改めよ!〜


落とし込み部所属・まるみさんの懺悔

釣行日 2004年7月8日(木)
時間 4:00〜13:00
場所 東京湾福の神丸
釣法 落とし込み釣り
釣果 クロダイ(52.5cmを筆頭に4枚
他 フッコ2本



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*  不定期連載「まるみが行く(福の神丸編X)」  *
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 うわき うは― 0 【《浮気》】

(名・形動)スル[文]ナリ
(1)一つのことに集中できなくて、興味の対象が次々に変わる・こと(さま)。
「―な性分で長続きしない」
(2)異性から異性へと心を移す・こと(さま)。多情。
「―な男」
(3)妻や夫など定まった人がいながら他の異性と情を通ずること。
「―していたのが見つかってしまう」
(4)陽気で華やかな・こと(さま)。
「女郎は―らしく見えて心のかしこきが上物/浮世草子・一代男 6」


                      三省堂提供「大辞林 第二版」より



【07.01(木) 14:00 某上場企業のオフィス】

携帯に突然の電話(前もって断ってから鳴る電話は見たことない)。

『まるみしゃ〜ん、元気ぃ〜、福の神のタムラだけど、来週の月曜日予約キャンセルになったんだけど来る?
今、濁りは無いんだけど黒鯛がエサ食べるとこ見えて釣れちゃうんだよねぇ〜』
(ウゲッ、超行きたい!!最近黒鯛釣ってないしなぁ〜)

『いや〜、オイラ福浦以外じゃ釣りできないんで・・・』
(実際は仕事の予定が・・・)

『あっそう。じゃ ガチャン』
(おいおい、もうちょっと強引に誘ってよぉ〜)


【07.05(月) 12:32 某上場企業のオフィス】

携帯に突然のメール(以下同文)

タイトル:『年無し4枚ゲット』
本文:昨日、福の神で二人で50オーバー4枚ゲットしました。やったぜ(^o^)丿
差出人:シン

ウン?これはあのガミさん(参考:http://fukuchinu.fc2web.com/zange14.htm)と一緒に日曜に福の神に行った、シンさんからだぁ・・・

ってことは、今日行ってれば『爆』だったかぁ〜〜
(あの二人で年無し4枚ならオイラはもっと釣れる!なんて意味じゃありません。念のため)


【同 19:00 949目黒店】

テーブルを囲む怪しい4人の男たち。(決して、HB@Sのkawakenさん、やしきさんや某)落とし込み部長ではありません。念のため)

『いや〜、釣りは○○が楽しいッスよねぇ。あのカンカンカン!ってのがたまらんですよねぇ』
一同:『そうだ!そうだ!釣れない○○はつまらない!!』
(それ以外の会話が風俗問題や特定人物、団体の誹謗中傷などではなく、社会問題など一般的な話題に終始したことを付け加えておく。念のため)

K:『ところで、まるみしゃん、今度の木曜に福の神丸予約してるんだけど、一緒に行く?
今回初めてだし、是非行きましょう!』

M:『いや〜、オイラ福浦以外じゃ釣りできないんで・・・』
(ちょうど仕事もその日は入ってないし、オイラもたまには釣りたい〜)


【07.06(火) 21:13 のぞみ145号車内】

携帯に突然のメール(もちろんマナーモードである)

タイトル:『木曜日の件ッス』
本文:ドモ!まるみさん、超ヤバイッス!木曜日、どうしても抜けられない仕事が入ってしましました。(「しましました」です。原文どおり)
差出人:ken

【07.07(水) 15:44 のぞみ56号車内】

携帯に突然の電話(もちろんデッキでの通話である)

『まるみしゃ〜ん、元気ぃ〜、福の神のタムラだけど、明日は来ない方がいいと思うよ〜。ガミさんたちが釣った後、魚がどっか行っちゃったみたいなんだよねぇ〜、あの声の大きさで逃げちゃったかなぁ〜。ボーズの確立高いよ〜』

『いや、あの、その、kenさんは行けなくなったけど、明日は休み取ってしまったし、福浦以外で釣りはしないんだけど、黒鯛釣りたいし・・・』

『んじゃ、遠征するかも知れないんで3:00集合ってことで!』


【07.08(木) 福の神丸】

南、微風。ここでは絶好の条件。昨日とは違い濁りも入り、遠征は中止しいつもの場所での釣行となる。
ポイント手前で日の出を待ち、明るくなりかけたと同時に釣り開始。

最初のポイントは長い護岸のヘチ。約2m間隔でカニを落とす。
ヘチぎりぎりを落下速度に気をつけながら・・・

しかし、アタリは無い。エビ餌で探るタムラさんにはたまにフッコのアタリはあるが、オイラのカニは両手を広げ、元気に戻ってくる。
濁り、風ともコンディションは悪くないのだがアタリが出ない、出せない。

しばらく護岸を攻めるが当たらないため、ストラクチャーへ移動。

ここでは餌の投入とアタリの取り方、掛けてからのやり取りに相当の技術を要する。
慣れない人は投入もままならず、魚を掛けてもハリスを飛ばされて取れないことが多い。

まあ、オイラは福の神も10回目。慣れているからひょいひょいと釣るつもりが・・・

『まるみしゃ〜ん!ダメダメ、こうやってエサ入れないと釣れないよ〜』
(判っているができない)

『ヘッタクソだなぁ〜、あわてず落ち着いて!』
(本人は落ち着いているつもりだが、結果が・・・)

『違う!違う!こうだよ〜』
(んなこと言われたって・・・)

そうこうするうち、糸が吸い込まれる。待望のアタリ!ストラクチャーの中で掛ける!
しかし!竿の位置が悪い。左の杭の裏で掛けたが船は右へ・・・

腕を伸ばして耐えるが・・・・「プッチ〜〜〜ン!!」

『あ〜あ、今のはデカかったなぁ〜。そういう時は少し糸を出してやると出てくるんだけど、引っ張ったら切れるわなぁ』

『おっ、アソコに魚見えた!二匹いる。こうやるんだよ』

オイラとほぼ同じシチュエーションで見える魚を掛けたタムラさん

『こうやって、少し糸出すと・・・ほ〜ら出てきたぁ〜。オレって天才!?』
(ハイ、貴方は天才です。絶対にかないません。)

と、もう一匹もタムラさんが連続ゲット!

【余裕の49.5cm】 【連続ヒットの45cm


オイラはやっと掛けた次ぎの黒鯛を杭の外まで引きづりだし、竿を立てようとした瞬間

「スッポ〜〜〜ン!!」

その後、二回ほどアタリを取ったがすっぽ抜け。

『あ〜あ、全部とってたら4枚だったのにぃ〜〜』
(ハッキリ言ってイジメである)

一回ペースを乱すとなかなか戻らない。

『ダメダメ、エサはヘチから離れないように落とさないと』

『少しでもおかしいと思ったらすぐに聞き合わせして!』

ここで少し言い訳・・・
ここの所、風邪気味だし、前日は出張で、クタクタの上、前の晩は一時間しか寝てないし、それより何より当日は最高気温37℃。記録的な猛暑の中、せっかく用意したドライシャツもまったく効果無し。
タムラさんを見習ってオイラも上半身裸で直射日光をたっぷり浴びて、十分用意したはずのお茶も残りわずかで半分脱水症状。

集中力?それってなんですかぁ〜

そんな中でもペースを乱さないタムラさんはやはり異常です。

ストラクチャーは散々で頭の隅に『ボーズ』の言葉がちらつき始めたころ、44cmをようやく一枚ゲット!うれしかった〜




調子の出てきたオイラは、続いて吸い込みのアタリをバッチシ合わせてヒット

今度はかなりの大物の引き。幸い障害物の無い場所でタムラさんの見事な操船で岸から離してもらったので余裕のやり取り。

下への突っ込みは糸を出しながらも竿をリール近くまで海中に突っ込まれる気持ちの良さ!
『くぅ〜〜タマラン!』

ようやくタモ入れしてもらったのは納得の52.5cm!



これでかなり満足したが、まだまだ釣り続け、集中力が切れたころに

アタリ − 合わせ遅れ − すっぽ抜け

『あ〜あ、合わせがコンマ3秒遅いなぁ〜』

その後ギブアップ寸前、最後の10分で二枚追加して本日の釣行は無事終了




いや〜今回も非常に勉強になる一日でした。

【本日の教訓】

・ 釣行当日は睡眠をたっぷり取って行きましょう。
・ 夏場は水分をタップリ持って行きましょう。
・ 船長の言うことを良く聞きましょう。
・ 怪しいと思ったらすぐに「聞き」合わせ。
・ 何があっても集中を切らさないように。
・ 裸で写真取られる前にダイエット

オイラ福の神なら釣れるというか、福の神なら誰でも釣れるしうまくなること間違い無しなんで、皆様お試しあれ!

帰港後、即効でコンビニに駆け込み。お茶とガリガリ君(60円のアイス)を買い込みなんとか人間に戻れました。

タムラさん、いつもありがとうございます。次回は褒められるよう精進してまいりますんで、よろしくお願いいたしま〜す。


船長の好意で、釣れた魚は949目黒店(03-3442-0949)に卸させてもらいました。

その晩、某)管理人さんがたまたま後輩と来店され、チヌとフッコを堪能されただけでなく、たまたま居合わせた女性と仲良く飲んでいたことには触れないでおきましょう。



 
ざんげ 1 3悔】

(名)スル

〔「懺」は梵語 kama の音訳「懶摩」の略。「悔」はその漢訳。江戸時代中頃まで「さんげ」。仏教用語としては現在も「さんげ」〕自分の犯した罪悪に気づき、それを神仏や他人に告白し、悔い改めることを誓うこと。


                      三省堂提供「大辞林 第二版」より





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