＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ ＊ 不定期連載「まるみが行く（禁断の味U）」 ＊ ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ |
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浮気・・・ なんと甘美な響きを秘めた言葉だろう。 男なら誰しも憧れる世界かもしれない。 おや？どこかで聞いたことのあるフレーズ。 しかし、僕は『彼』とは違い、憧れもしなければ、夢みたりなんてしない。 まして、ニョーボ以外の女性、しかも、それが芸能人だなんて・・・ 芸能人といっても色々いる、『芸能人』と言うだけでありがたがる気持もない。 ただし、それが元グラビアアイドルでいまでも輝くばかりの美しさを 振りまいているとしたら・・・ その日、もうすぐ１２月だという平日。 丁度仕事も一段落した僕は、かねてから計画していた平日旅行を実行に移すことにした。 普段は土日しか休めないサラリーマンの小さな幸せ。 朝焼け。真っ赤な太陽が東の空から昇る。 人の少ない海。穏やかな風と今日の一日を象徴するかのすばらしい好天。 ふと、見渡すと何隻かの釣船。 平日のこんな朝早くから、既に何名かの釣師たちが楽しそうに準備に勤しむ。 ヒラメ、タイ、イナダ、カワハギ。。。色々な釣船があるようだ。 釣りは福浦でのクロダイの落とし込み。 それ以外の釣りには興味は無いが、せっかくの平日旅行。 ためしにちょっと遊んで行こうかな？ 大物釣りは釣れないリスクが大きい。リスクだらけの釣りは福浦だけで充分。 今日はカワハギと遊んでもらおう。 釣りは黒鯛に限らず、キャリアだけは長いのでカワハギと言えどもなんとかなるだろう。 落ち着いてトモで釣りたいが、やはり釣果優先で左ミヨシへ陣取る。 さっそく釣り座について、仕掛けの準備。 とっ、そこへ取材らしき一行がどやどやと乗り込んでくる。 どおりで船頭が一般のお客を左側に座らせるわけだ。 まあ、これも一興。楽しみましょう。 カメラマン、プロデューサーにＡＤの後から乗り込んでくるのは当然、主役。 ベテラン風の釣師とその後からくるのは・・・・ 胸の高鳴り。忘れかけていたト・キ・メ・キ。 まさに運命の出会い。 見詰め合い、絡まりあう二人の視線。 『まるみさん！』 『れっ、○子』 こうして男と女は出会い、愛が生まれていくのだろう。。。。 な〜んて、こと思いながら釣りしてたって、いいことはそうそう続かない。 いつもは当たらない○フーの天気予報が今日はズバリ！ 船が城ヶ島沖のポイントに着き、さあ、これからって時からそれまでの北風が南西の風へ。 ここ三浦界隈は特に南西の風には滅法弱い。 午前中勝負とばかりに、同行の某）浮気者と気合を入れて釣り始める。 ここで竿頭なんてなった日にゃ、テレビで放映され、児○玲子ちゃんにも尊敬の眼差しで見られ、ひょっとしたら、プロデビューなんて・・・・ しっかし、今日はいやらしい根掛りの連発！ どうやら錘が引っかかるようで、一番下の幹糸が二回連続でプッツン！ そうなると仕掛けは全とっかえ。 当然、錘は丸型に換え。潮も早いから３０号。 タルマセも少なめにしても、何故かすぐ根掛り。 根掛り恐くて、釣りが出来るか！ でも、今日は短時間勝負だから、弱気で誘い釣りへ 風もだんだん強くなり、エサが入ったザルまで空を飛ぶ。 それでも、なんとか３枚獲って、これからと言うときに・・・ 『ちょ〜っと、風強いから上がりましょ！な〜んとか１２時までやりたかったねぇ』と船頭の声 当然、これじゃあ放映中止だろう。児島○子ちゃんと仲良くなれるはずもない。 まあ、上がってからミーハーなオイラ達は当然のように記念撮影をお願いし、快く（しかもニコッと笑顔付き！）承諾をもらい、ハイ！チーズ！ 早上がりのため、次回割引券ももらったし、さあ次は今度の土曜かな？(^o^)丿 | |
 大本命の児島○子ちゃんとツーショットの図 |
 何故か肝部長代行も仲間に加わって・・・ |
