管理人・ひさの釣り日記 
〜2005年1月-3月〜

2005年3月21日(月) 晴れ

釣行時間 : 11:30〜16:30
釣行場所 : B→P
風向き : 北東→東→南東
釣法 : ウキフカセ釣り


この3連休、初日は釣りを楽しみ、2日目はミュージシャンとして過ごしたオイラ、さて3日目は・・・
やっぱり釣りに行くでしょ!
だってこんなに暖かくて気持ちがいいんだから・・・。

今日は前々から気になっていたポイントで竿を出そうと、気合を入れて午前11時には現場に到着する。
ここでウキフカセをするのは初めてだからちょっと勝手がわからないが、まぁ新規開拓の為の実釣調査という事で・・・。
一番入りたかったポイントには残念ながら先客が投げ竿を置いていたので、仕方なくその手前で店を広げる。
午前11時半に第1投を入れて本日のゲームスタート。

前回、前々回のスケスケ潮に比べれば今日はいい感じの濁りが入っているものの、流れは殆どない状態。
更に北東から真東に変わった風がどんどん強くなり、海には無数のウサギが飛び跳ねる始末・・・。
棒ウキを円錐に変えて苦難の釣りを続けるものの、生命反応は皆無、
ウキ下を上げても下げても、足下を狙っても沖目を狙っても、付けエサのオキアミは完全な形で手元に戻ってくる・・・。
一体魚は何処へ消えてしまったんだろう・・・。

いい機会だから、普段夜釣りでは使えない0号円錐に変えて、上から底までじっくり探ってみるが、これまた不発。
今日は何をやってもダメか・・・。

午後1時半を回って、ベストポジションに居たオジサンが竿を納めて帰路についた。
ラッキー!
速攻場所移動して同じ作業を繰り返すが、やはり状況は変わらない。
結局ここでは魚の顔を1度も拝む事無く移動を決意する。
「テトラの中で昼寝している魚に遊んでもらおう・・・」

午後2時過ぎ、Pのテトラにて釣り再開。
それまで苦労していたのがウソのように、第1投からウキが元気よく沈んでメバルをゲット。
そしてそれからはメバルのラッシュ、仕掛けを入れればウキが沈む入れ掛かり状態に突入する。
移動してから30分程で10尾まで数えたが、それ以降は何尾釣れたのかは覚えていない。
オイラ、決してメバル師ではないが、やっぱりウキが沈む釣りは楽しい!

午後4時、既に申告していた帰宅時間を1時間もオーバーしている。
15時半を境にメバルの姿もすっかり見えなくなり、一時は期待もしたのだが、結局その後事件らしい事件は起こらず午後4時半に納竿とした。
まぁメバルがあれだけ楽しませてくれたんだから、今日はこれで良しとしよう。



2005年3月19日(土) 晴れ

釣行時間 : 16:35〜22:00
釣行場所 : HR
風向き : 南微風→北
釣法 : ウキフカセ釣り


朝目覚めると、予報通り青空が広がっていて、窓越しに見る風景はなんとも暖かそう・・・昨夜の南風がようやく春らしさを運んできてくれたんだろうか。
ともあれ、釣り師にとっては嬉しい季節の始まりである。
巷では今日から3連休という人も多いだろうから、こんな日は釣り場も混雑するんだろうなぁ。
まぁ慌てず騒がず、今日は海でのんびりと日頃のストレスを発散してこよう。

午後4時前に釣り場に到着、見渡すと意外と釣り人が少ない。
海は先週と同じくベタ凪ぎ状態だが、心持ち南から心地よい風が吹いている。
よし、それじゃ今日はHRで店を開く事にしよう。

コマセを作っていると汗が噴き出す程の暖かさ・・・先週の荒行がウソのようだ。
思わず鼻歌交じりで仕掛けを作り、午後4時35分、本日の第1投を放り込む。

目の前の海では盛んにボラが跳ねていて、よく見ると時折所々でナブラが立っている。
何が居るんだかよく解らないが、表層を見る限りでは魚の活性はかなり高そうだ。
期待に胸を膨らませながら仕掛けとコマセを打ち続けるが、ナブラの下には何の気配も感じられない。
やはり海の中の春はまだ遠いのか・・・。
生命反応を全く感じないまま時間が過ぎていく。

開始後30分して貧乏神登場。
続けて、○の川でボーを喰らって避難して来たという湘南クロキチさんも姿を見せる。
こっちも大して状況は変わらないのだが・・・。

オイラの右隣に貧乏神が座を構えた直後に、ようやくウキが消しこんで小メバルが釣れる。
そして次の1投でもまた小メバル・・・。
おっと、貧乏神の近くから魚が逃げてきてくれたのかな!?
しかしその後もアタリは散発的、時折忘れた頃にメバルが顔を見せてくれるだけだ。
こういう日は暗くなってからが勝負!激渋福浦に我慢の釣りを強いられる。

辺りが完全に暗くなった頃、モゾモゾと沈むウキに合わせると、ガツンとした手応えと共に、ゴンゴンと元気な引き・・・
クロダイの引きではないけど、掛かった魚は結構大きそうだ。
タモを伸ばそうか迷ったが、思い切って引っこ抜くと、あがってきたのは25cm強のカサゴだ。
あまり美味しそうだったので貧乏神に進呈する。
なんせこの男、この時点で未だノーフィッシュ・・・やはり貧乏神健在か!?

予定通りコマセを消化しきったクロキチさんがリタイヤし、午後8時半過ぎにはhaneさんが暖かいコーヒーの差し入れを持って激励に来てくれる。
「今日は風もなく暖か・・・夜釣りにはもってこいの天気ですねぇ。」
「ハハハ!これで魚が居てくれたら言う事ないんですけどね!」
そんな会話をしただろうか、とにかく今日は心配していた風も吹かず、海はベタベタの状態で、のんびり釣りをするにはもってこいの状態だ。

この連休中に何とか竿を出したいと言う病み上がりのhaneさん、暫し雑談の後大事を取って早々に帰宅する。
するとその直後、突然風が北に回ったかと思うと、見る見る海がざわつき始めた。
暖かくなってきたとはいえ、風が北に回るとやっぱり寒い。
開始後4時間経っても魚の顔を拝んでいない右隣の貧乏神も、思わず悲鳴を上げる。
どうやら今日は貧乏神の荒行の日らしい・・・。

風が北に回ってから、全く動かなかった潮が幾分右に流れ始めた。
ここでようやく貧乏神が初物ゲット・・・サイズはSSサイズのメバルだったが、完全ボウズを逃れた貧乏神、手を叩いて喜んでいる。
まぁ気持ちが解らないではないが・・・。

その後オイラは食い渋る中でもポツポツと小魚を拾って、結局午後10時過ぎに納竿するまでの釣果は、メバル11尾とカサゴ2尾の計13尾(うちカサゴ2尾をキープして貧乏神氏に進呈)、
対する貧乏神は、結局メバル2尾で納竿、
「貧乏神vs坊主神」第4回戦は、坊主神の完全勝利に終わったのであった。
・・・って、やっぱりドングリの背比べか。(爆)

しかし、陽気は春の気配でも、やはり海は冷たいまま・・・
あと1ヶ月くらいは辛抱の釣りが続きそうな気配だ。

<今日一緒に釣りをした人々>
ハラボーさん、湘南クロキチさん



2005年3月13日(日) 晴れのち曇り時々雪

釣行時間 : 13:50〜18:10
釣行場所 : N
風向き : 南→北→西 微風
釣法 : ウキフカセ釣り


またしても前回釣行から1ヶ月が経ってしまった・・・。
もう今年も1/4が過ぎようとしているのに、福浦でのウキフカセ戦はまだ2回しか戦っていない。
なんとか今週こそは出撃するぞ!・・・と気合満々で迎えた昨日の土曜日だったが、ウィークデーの暖かさとは裏腹に、北の強風の予報が出ていて、釣りをするには相当厳しそうだ。
まぁどっちにしろ夕マズメから夜狙いだから、しばらく空を眺めながら様子見という事に・・・。
そういえば、スパイクシューズのソールが壊れかけていたので、こいつを仕入れる為に久々に港南台のポイントに向かう事にする。
ところが・・・これがいけなかった!
店内を物色していると、オイラが前々から狙っていた竿の前で店員につかまり、これがまた釣り師心をくすぐるトークで盛んにたたみ掛けてくる・・・。
オイラ根が純粋だから(?)すっかりその気になってしまうが、さて、いざ買うとなると大きな買い物だけに相当悩む・・・。
ここ1ヶ月、仕事が忙しくて遊ぶ暇もなかったし、たまに行くパチンコでは負け知らずだったから、財布の中にはまだ余裕があるのだが・・・。
あれこれ考えた挙句、根が純粋(?)なオイラが出した結論は・・・
「よし、もう少し資金を増やしてから買いに行こう!」
決断したら行動が早いオイラ、釣りは翌日の日曜朝マズに延期する事にして、釣行を約束していた貧乏神ハラボーにその旨電話、そのままHGのパーラーへGO!
で、結果は・・・(涙)
あぁ、やっぱり買っとけば良かった・・・。(爆)

家に帰って予報を見ると、寒気接近で日曜は相当寒くなり、午前6時の予想気温はなんと2℃と出ている。。
貧乏神ハラボーに電話すると、「やっぱりやめよう・・・」
前回の釣り日記で、「もう根性無しとは呼ばない」と言ったが、あらためてここで撤回する事にしよう。
まぁしかしオイラも日曜は自治会の草取りとかあるし、今週はまたオヤスミかなぁ・・・。

明けて日曜日、来年度からめでたく自治会役員の職に就くオイラは、マジメに草取りのお仕事に参加する。
ところが、外に出てみると予報とは違い結構暖かいし風もそう強くない。
朝マズはできなかったけど、これなら昼間の釣りは可能だ!
速攻ハラボーにメールを入れると、「行く行く!」
よし、1ヶ月ぶりに釣りができるぞ〜!

12時過ぎに現場に到着、予報どおり少し北東風が吹いているが、海の状態は適度に波ッ気があっていいカンジだ。
とりあえず車の中で昼飯を食って、いざ出陣!・・・と思ったらハラボーからメール。
「PCクラッシュのアクシデント!リカバリしなきゃいけないから釣行断念!」
おいおい・・・
まぁでも貧乏神がいない分、ひょっとしたら本命釣れるかもネ。

腹ごしらえを終えたオイラは、荷物を纏めて今日のショバのNへ向かって仕度を開始。
午後1時50分、1ヶ月ぶりとなる福浦ウキフカセ戦第3回戦を気合十分でスタート!
目指すは勿論、ちょっと気の早い幻のチヌ様!

ところが・・・
さっきまではいいカンジだった海だが、飯食って仕度している間に風向きが変わったのか、今は空も曇ってベタ凪状態・・・しかも潮は底まで見えている。
更に悪い事に小雪が舞い始めた・・・
おいおい、雪の予報なんて聞いてないぞ!
そういえばこの時期、昼間から釣りしてあまり美味しい思いをした事はない。
あぁ、今日も厳しいのかな・・・

釣り始めてすぐに雪もあがったものの、悪い予感通り、開始後30分でようやくメバルをキャッチ、その30分後にタナゴをキャッチしたきり、魚からのラブコールはプッツリ途絶える。
しかもどちらも居食い状態の上、かけた後もあまり元気がない・・・魚の活性は相当悪いようだ。
こりゃ夕マズのベストタイムまで我慢かな・・・。

午後3時、予報ではこの時間は北5mの風が吹いている筈だが、時折微風が吹くのみで、海は穏やかそのもの。
こういう予報ハズレは大歓迎!どうぞこのまま夕マズまでもってくれ・・・。
と思ったら、午後4時になってまた雪が舞い始める。
しかも今回はかなり強めに落ちてくる・・・。おいこら!気象庁!どないなっとんねん!

魚の活性の悪さと、折からの雪に見舞われ、辺りの釣り人が一斉に引き上げていく。
で、残ったのはオイラと、右隣に陣取ったオッサンのたった2人・・・。
幸いにも風は相変わらず殆どなかったし、雨じゃなくて雪だから何とか釣りは継続可能だが、竿を握る指先が異常に冷たい。
こうなったら隣のオッサンと・・・いや、魚との我慢比べだ!今日はトコトンやってやるぞ!

午後5時前に雪があがり、さぁこれから!という時に、何故か隣のオッサンがリタイヤ。
期せずして夕マズベストタイムに、広い釣り場にオイラ1人だけ!
しかもそれまで右に流れていた潮が微妙に左に変わり、スケスケだった潮に緑色の濁りが入ってきた。
今釣らずしていつ釣る!? さぁ来いチヌ様!

久しぶりに凄い緊張感・・・寒さも、いや、今が冬だという事も忘れてウキに集中する。
潮が変わった直後からウキにようやくアタリが出始めるが、合わせても魚は乗らない・・・こんな事が何度あっただろうか。
とにかくこれが釣りの醍醐味?こういう気持ちが味わえるなら、結果魚が釣れなくたって楽しいかもしれない。

結局その後釣れたのはメバルが1尾のみだったが、雪の中での釣りといい、夕マズの緊張感といい、こういうのを味わえただけでストレス解消できた事は確かだ。
三たび落ち始めた雪が雨に変わり、コマセも切れた午後6時10分、納得の納竿とした。
しかし、4時間20分釣りして、釣れた魚は3尾のみ・・・福浦の春はまだ遠い。


2005年2月12日(土) 晴れのち曇り

釣行時間 : 16:50〜23:00
釣行場所 : HR→M
風向き : 北東→北
釣法 : ウキフカセ釣り


仕事は相変わらず忙しいし、プライベートでも岸壁ユニットの初ライヴがあったりで、とにかく釣りをする余裕が持てないまま、前回釣行から1ヶ月以上が経ってしまった。
この3連休、初日は北海道出張に便乗した「雪祭り見物&小樽ひとり旅」に一日を費やしてしまった。
残り2日でなんとか竿を出したいと思いながらも、寒さにめげてしまったのか、どうにも体が動いてくれない。
気力・体力共に、昨年の同時期に比べて格段に落ちているのは、やはり2週間かけた「日本列島出張の旅」の疲れが溜まっている為か、はたまた昨日出張帰りに寄ってしまった「隠れ家」でのアルコールが残っていた為か・・・。
とにかく今日は睡眠デー?朝目が覚めてウトウト、飯食ってウトウト、テレビ見ながらウトウト・・・
結局昼過ぎにようやくパジャマを着替え、コタツから這い出る事ができたオイラであった。

携帯をチェックすると貧乏神ハラボーからの着信履歴が・・・そういえば昨日電話で「釣りに行こう」と話した記憶もある。
早速電話を入れると、「待ってました!」とばかりに釣りのお誘い・・・ヤツは既にやる気満々である。
よし、それなら今日は頑張って出てみるか!

午後3時半に家を出て、魚と自分のエサを調達して福浦に車を走らせる。
予報どおり少し北東風が強かったが、まぁこれ位ならなんとかなるだろうし、更に北風が強まったらまた移動すればいい。
とりあえず、人もあまり入っていないHRに店を出す事にしてのんびりと仕度、午後4時50分に1ヶ月ぶりの釣りスタート!

第1投を入れた直後に貧乏神ハラボー登場、今年3度目の「貧乏神 vs 坊主神」の直接対決だ。
オイラの右隣に入った貧乏神は、今日もウキでアオイソを流してメバル釣りに専念するらしい。
対する坊主神のオイラは、釣れもしないチヌを狙ったウキフカセ釣り・・・一応「黒鯛師」としての面目だけは保とうという魂胆だが、まぁ遊んでくれる魚が居ればそれで良しとしよう。。

久〜しぶりの釣り・・・いつもならワクワク感でいっぱいになる釣り始めだが、今日はとにかく体が重い。
2日間雪道を歩き続けたせいか、足腰が張ってしまい、テトラの上を歩くのも難儀な状態だ。
潮も底まで見えるスケスケ状態で、「あぁ、どうして俺は今日釣りに来てしまったんだろう・・・」と後悔の念に支配されるまでそう時間はかからなかった。

ところが今日釣れる魚は、先月までと違って格段に型が良くなっている。
隣の貧乏神も、浅棚で良型メバルを数枚掛け、今日は満足げに高笑いをしている。
2尋半くらいまでのタナにメバルが群れているのを確認したオイラは、一気に仕掛けを底まで落として本命「チヌ」を狙うが、掛かって来るのはカサゴばかり・・・でもこいつらも煮付けにピッタリの手頃なサイズばかりだから結構楽しい。

潮止まりになって右にガンガン流れていた潮が緩み、同時に魚の気配も無くなった。
オイラの釣り座の右斜め前方にある根周りを攻めるには、もう少し早くてもいいのに・・・こりゃ下げッパに期待かな!
と思ってマッタリモードで釣りをしていると、正面から嫌〜な風が吹き始める。
昨日までの北海道に比べれば寒さなんて全然気にならないが、当て潮と重なってとにかく釣りにくい状況に・・・。
足腰の弱っているオイラ、実はこの時既に3回もテトラから滑り落ちている。
風も弱まる気配もないし、足元が安全で風裏になるMへの移動を決意、ベストタイムのHRに後ろ髪を引かれながら荷物をまとめ、貧乏神共々Mへ向かう。

午後8時15分、Mに到着して速攻仕掛けを入れてみるが、こっちは全く潮が動いていない。
微妙なアタリはあるものの、どうも魚の活性はHRと正反対のようだ。
う〜ん、場所替え失敗か・・・。
貧乏神も浅棚で小メバルを数尾かけているようだが、先程までの高笑いは既に顔から消えている。
HRでの良型メバル数尾で満足してしまったらしく、コマセを大量に残したオイラに付き合って釣りをしているものの、どうやら早く帰りたいと思っているようだ。
・・・根性無しの虫が騒ぎ始めたか。

坊主神のオイラは、Mで再開30分後に良型カサゴをあげて貧乏神の煮付け食材に提供した後は、プッツリ魚からのラブコールが途絶えてしまい、いつもの福浦荒行モードに変わっている。
どうやらこちらの魚はオキアミより虫エサが好みのようで、釣れない坊主神に対し、小型ながらメバルを数尾釣り上げている貧乏神が、偉そうにメバル釣りの講釈をたれている。
・・・う〜ん、なんか悔しいけど、どっちにしろドングリの背比べか。

結局コマセが切れる午後10時半までの間に、オイラがMで釣った魚はカサゴ1、メバル1の計2尾のみ・・・。
さて、そろそろ帰ろうか・・・と、貧乏神に撤収を持ちかけると、どうした訳か「もう1匹釣るまで!」と頑固に動こうとしない。
おっと、これは意外!さっきまであんなに帰りたがってたのに・・・。

貧乏神が「まだ釣る」というので、Mに無理矢理付き合わせたオイラだったが、今度は逆に貧乏神が1尾釣れるまで付き合うハメになってしまった。
仕方なくオイラもハリ先にアオイソを垂らして流すも、その時間には既に生体反応は全くなし・・・
ハラボーよ、1尾釣るまで帰らないなんて言ってると、明日まで帰れないかもよ!
コマセワークがなくなり、動かないウキをじ〜っと眺めているだけの釣りは、寒さが余計堪えてくる。
やっぱり、真冬の夜中に「静」の釣りは無謀なのかも・・・。
午後11時、テトラ際に落としていた仕掛けに久々に生体反応・・・15p程のカサゴを釣り上げた所で、今日はオイラの方が貧乏神より先にギブアップ・・・。
それを見て、ライントラブルに悩まされ続けていた貧乏神も竿を納める事となった。

その後、冷えた体に熱いラーメンを流し込みに行った貧乏神&坊主神・・・
まぁ今日はそれなりに楽しめたのかな。
ハラボーさん、もう君の事を「根性無し」と呼ぶのはやめる事にしよう。

<今日一緒に釣りをした人々>
ハラボーさん


2005年1月10日(月) 晴れ

釣行時間 : 16:20〜19:10
釣行場所 : HR
風向き : 南西
釣法 : 落とし込み釣り


「成人の日」が1月第2週目の日曜日の翌日に変わったのは去年の事だったか・・・サラリーマン釣り師にとっては有難い3連休だ。
それにしても、一昨日「初釣り」と称して拷問のような釣りをしたばかりだというのに、舌の根も乾かないうちにどうしてこんな強風が吹き荒れる中懲りずに海に出かけたのかと言うと・・・
一昨日同行した根性無しハラボーが大量の青イソメを残してリタイヤしたのは、この下の釣り日記に書いた通りだ。
そして昨日(日曜日)は、そのハラボーがドラムとして参加している「岸壁ユニット」のリハーサル日・・・。
ドラムを叩きながらも、うわ言のように「釣りに行かなきゃ!」と連発している哀れな友人を見かねて、風は強そうだけど、2〜3時間位なら付き合ってやろうか・・・と、その時友人想いの優しいひささんは思ってしまったのである。
うん、彼は本当に良い友人に恵まれたもんだ。

という訳で、今日の午後になって、あらためてハラボーの携帯にCメールを入れてみる。
「風強そうだけど、HRならできるかもよ。」
すると間もなくこのエサに見事に食いついたハラボー氏から返信、
「何時に出る?」
う〜ん、オイラは未だかつてこんなに解り易い男を見た事がない・・・。

娘を塾に送るついでに、立野さんで青イソメを1パックだけ購入、釣り場には午後4時過ぎに到着する。
今日は短時間だからアオイソを使っての落とし込み釣り、狙いは・・・チヌなんておこがましい!小メバルが遊んでくれたらそれで満足だ。
それでもしっかり腰にタモを差しているのは・・・間違ってアイナメなんかが掛かった時の用心・・・そう、あくまで「用心」である。
竿は久しぶりに登場した「極」のF、リールはくわぞー商会謹製のFUJI改、
たまにはこういう釣りもいいかな。

仕度をして、さぁ釣るぞ!と気合を入れてテトラに上ったところで、ようやくハラボーがまだ到着していないのに気付く。
携帯に電話をすると、「悪い悪い!あと5分くらいで着くよ。」
まったくこの男、時間の観念と言うのがあまりないらしい・・・既に約束の時間より30分以上遅れている。
それでも憎めないのは、やはりあの風貌が故か・・・。

とりあえず一足先にスタートする事にして、一発目を前に打って落とす。
するとすぐにアタリ・・・予想通り今日も小メバは群れているみたいだ。
2〜3回落としたところにようやくハラボー登場、今日も電気ウキでメバル狙いだとういう彼も、速攻支度をしてHRに店を広げる。

その後は仕掛けを入れれば必ずアタリ・・・ハリが大きいからなかなか掛からないが、それでも手元にダイレクトに来る魚からのメッセージは、ウキでは味わえない面白さがある。
小メバルや海タナゴ、小カサゴが飽きない程度に釣れて、今日はなんだかんだで楽しい釣りだ。
ウキを流しているハラボーも、今日はそれなりに楽しんでいるみたいだ。
持ってきた青イソメは、予定通り午後7時で全部消化、今日ばかりは福チヌ貧乏神コンビも笑顔で納竿する事と相成った。
しかしたった300円のエサ代で、こんなに楽しめる釣りもあるんだね。
やっぱり、「無欲」が一番いいのかな?

<今日一緒に釣りをした人々>

ハラボーさん



2005年1月8日(土) 晴れ

釣行時間 : 15:50〜23:15
釣行場所 : N〜M
風向き : 北
釣法 : ウキフカセ釣り


さぁ、2005年の初釣りだ!
なんだかんだ言っても、やっぱり福浦でのチヌ釣りがオイラにとっての初釣り!
(実は正月3日に実家近くの堤防でエギを投げていたという噂も・・・)
まぁ堅い事は抜きにして、とりあえず「初釣り」としては天気も申し分ないし、予報では風も悪くなさそうだ。
場所は縁起を担いでNの「恵比寿ポイント」に決定、釣果はともかく、今日は釣りそのものをのんびりと楽しもう!

午後3時過ぎにNに到着、例年のようにお供物を持ってテトラに上り、今年1年の豊漁と釣行の安全を祈って拍手を打つ。
さて、今年は一体どんなドラマを見せてくれるんだろうか・・・。

仕度をしていると、予報よりちょっと早めに北の風が強くなり始める。
まぁこれ位だったら釣りは可能だろうと、そのまま仕度を継続、午後3時50分に2005年の第一投を入れる。
それから数投するが・・・予想通りアタリは皆無だ。
開始20分程でようやくウキが沈み、今年の初物をゲット!
掛かったのはもちろんチヌ!・・・・な〜んて筈もなく、人差し指大のメバルちゃん。
ハハハ!やっぱこんなもんだね〜。

直後に貧乏神ハラボーが登場、今日は出遅れたからと言ってバッカンは持参せず、青イソメでメバルを釣って遊ぶという。
この男、確か去年の初釣りも同じ事を言ってたような・・・。
まぁ、それがヤツのスタイルならそれも良かろう。
今日は初釣りだし、好きな釣りを楽しませてあげよう。

しかしハラボーが竿を出すと、北の風が更に強くなる。
やっぱり今年も貧乏神健在か・・・。
釣りが出来ない程海が荒れている訳ではないが、とにかく寒い!!!
せめて暗くなるまでは・・・と我慢に我慢を重ねたが、結局耐え切れなくなって場所替えを決意、夕マズのベストタイムに店をたたんで、風裏に移動開始。

Mに到着する頃には既に辺りは暗くなっていたが、いつもの場所にkiki師匠を発見。
師匠の右にハラボー、更にその右にオイラを入れてもらって、午後6時前に仕切りなおしの釣り開始!
と、その直後!
ふと左を見ると師匠の竿が曲がって、タモを海面に滑らせている。
ありゃりゃ!師匠早速来ちゃったの!?
竿を置いて駆け寄って見ると、玉網の中に納まっているのは紛れもなく本命黒鯛(38cm)。
流石というかなんというか・・・この状況で本命釣り上げちゃうなんて、やっぱりまだまだオイラはこの人の足元にも及ばないや!

でもさぁ・・・やっぱり居るんだ・・・。
と、思わず同時に口にした男が1人・・・見上げるとなんとナミ部長だ。
しかも珍しくこの時間から竿を出すと言う。
師匠の1枚ですっかりその気になってしまったオイラだったが、名人2人に貧乏神2人・・・しかも福浦限定1枚は既に師匠の手に落ちている・・・
こりゃあまりに分が悪すぎるか・・・。

午後6時半頃だったか、
「ここでサンマとか釣れますかぁ?」
などと、寝ぼけた質問をする男が2人・・・適当にあしらおうと思ったが、よく見るとmasaさんとタコボウズさんだ。
聞けば、天の川でコテンパンにやられて福浦に逃げてきたらしい。
この寒い中、釣り人なんてそうそう居ないだろうと思っていたが、いやはや、おバカさん達が揃いも揃ったもんだ。
masaさん&タコさんの師弟コンビは、オイラ達よりはるか右の方を目指して暗闇の中に消えていった。

午後7時半頃、K爺さんへの修理依頼竿を持ってぼらきちさんが様子見に来る。
この時点でオイラはメバル×2、ハラボーはノーフィッシュ・・・真冬の荒行のような釣りを続けている。
その後、なんとか小指大の赤ちゃんメバルを2尾釣り上げたハラボーだったが、今年も根性無しな性格は変わっていないと見え、午後8時過ぎ、寒さにめげてリタイア。

その後、デコボコ師弟コンビもナミ部長も続々とリタイア・・・オイラは、「コマセが切れるまで」と、荒行を継続するが、結局納竿する午後11時過ぎまでに釣れた魚は海タナゴが3尾のみ・・・。
1年を占う大事な初釣りだってのに・・・今年も厳しい年になりそうだ。
まっ、焦ってもしょうがないし・・・今年ものんびりやりますかっ!

<今日一緒に釣りをした人々>
ハラボーさん、kiki師匠、ナミさん



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