管理人・ひさの釣り日記 
〜2004年4月-6月〜

2004年6月5日(土) 晴れ

釣行時間 : 17:20〜23:50
釣行場所 : N
風向き : 南東→南→無風
釣報 : ウキフカセ釣り

さぁ6月だ!
関東の入梅も間近との報に、そろそろ梅雨前の一発をかまして楽になりたいところだ。
先週末は落とし込み部のひろし部長がようやく今期2枚目の福浦産の黒鯛をあげたらしい。
噂によると某)師匠も連発をかましたらしいから、どうやら福浦にもやっと春がやってきたようだ。
それならオイラも・・・とりあえずウキフカセ釣りで!(爆)

と、張り切って釣り場に着いてはみたものの、やっぱり体がどうも今1つ言う事を聞かない。
まずはHRで既に竿を振っているkiki師匠に様子を聞き、続いてNに入っているありちゃんとkozoさんの様子を聞きに行く。
どちらもエサ取りは居るものの、本命の気配はまだ無さそう・・・。
そんな様子を見ながら、さて、竿を出すかどうか、出すとしたら何処に入ろうか・・・あれこれ迷う事1時間。
ようやく意を決して、今日はNのナミ部長歳無しポイントに入ろうと釣り仕度を開始!
ところが・・・
仕掛けを作ろうとすると・・・無い!無い無い!
なんとリールを忘れて来たみたいだ。
あぁ、こんな風に最初に出鼻くじかれるとロクな事ないんだよな〜。(涙)
仕方なく今日は予備用に持ってきている娘のリールを拝借・・・しばらくドラグなんて使ってないから、大物が掛かったどうしよう・・・なんて、やはり要らぬ心配か。

開始後20分でようやくウキがジワジワと沈む。
思いっきり合わせると、ガツンとした手応え!・・・と思ったら、手元で「ジー・・・」
なんとアワセで糸が出てしまうほどドラグが緩んでいる・・・。
あぁ、なんと言う大馬鹿者!
当然魚はハリ掛かりする筈もなく・・・まぁあれはメバルかなんかだっただろうが、己の愚かさにただ呆れるばかりだ。

その後海タナゴをはじめ、小メバルや小カサゴをポツポツと追釣するも、アタリは散発的。
フグまで現れたのか、2度程チモトからハリスを切られる。

暗くなってからも、忘れた頃にカサゴが顔を出してくれる程度で、どうも本命の気配はない。
時折ウキをスッと持っていくアタリがあるが、オイラ一応黒鯛師の端くれ、迷わずビシっと合わせるが、やはりハリ掛かりしない。
一体何が居るんだろう・・・。
何度かそんな事を繰り返し、ようやく掛かった魚の正体は、なんとそこそこの型のアジ!
「こいつは旨そうだ!」と迷わずキープ、久々にアジの刺身が食える・・・とニンマリしていると、バケツに水を入れすぎていたらしく、最後の抵抗で思いっきりジャンプしたアジ君は強制リリースの憂き目に・・・(涙)
2号チヌ針でのビシコ合わせにも関わらず、その後2尾のアジを追釣するも、どちらもハリを外す段階で強制リリース・・・。
アジの刺身で一杯・・・という目論みは海の藻屑と消えてしまった。

23時を回って、ありちゃんとkozoさんが先に納竿、オイラもあと10分位分のコマセしか残ってないから、そろそろ潮時かな?
と思っていると、ウキが微妙にしもる。
頃合を見計らって合わせると、ちょっと大き目の魚がヒット、しかもリールを巻き始めると引くわ引くわ!
足元で浮かせてみるが、暗闇の中で魚影が確認できない。
ちょっと迷ったが一気に引き抜くと、手元に飛んできたのは良型のメバル。
それまで小メバルにしか遊んで貰えなかったから、やたら大きく見えたこのメバル、思わずメジャーで計測すると27cmもある。
この1尾でとりあえず納得したオイラ、その後数投した後、午後12時前に竿を納めた。

あぁ、オイラの黒鯛、一体何処に居るんだろう・・・。


2004年5月30日(日) 晴れ

釣行時間 : 8:00〜11:00
釣行場所 : B→H
風向き : 微風
釣報 : 落とし込み釣り


月末の土曜は出勤という宿命のオイラ・・・特に今月は佐世保に日帰り出張の翌日の土曜出勤と、相変わらず超多忙モードで体もボロボロだ。
夜、まるみさんからHR出撃のメールを貰い、何とか頑張ってオイラも!・・・と思えど体がついていかない。
知らぬ間に深い眠りに落ちてしまったオイラ・・・気付くと夜が明けていた。

目覚めると日曜は朝から快晴!
海に行けば少しはリフレッシュできるかな・・・とか何とか理由をこじつけて、とりあえず前打ち竿と短竿の2本を担いでBへ向かう。
現場でちょっとだけ竿を出すも、状況が予想と全然違い、釣りが出来る環境ではない・・・。
我慢して20分ほど釣りをして、速攻Hへ場所替えする。

Hに着く頃には暑さも更に増し、テトラの上はムッとする程・・・。
それでも1時間半程テトラを行ったり来たりしながら仕掛けを落とすが、魚の反応は皆無。
既に腕時計の跡を残して、左手は真っ赤に焼けている。
我慢の限界・・・
午前11時、ほうほうの体で退散!

まぁ半月ぶりに海に出れただけで幸せだったという事にしておこう。(涙)


2004年5月15日(土) 晴れのち曇り

釣行時間 : 19:20〜23:40
釣行場所 : M
風向き : 微風
釣報 : ウキフカセ釣り

さぁ、今日はHB@Sさんの春の釣り大会だ〜!
・・・と、気合を入れて朝5時に目覚ましをセットしたものの、連日の寝不足のお陰でなかなか布団から抜け出す事ができない。
まどろむ事30分・・・ようやく重い体を起こして、仕度を開始。
荷物を車に積み込んで、まだ眠っている家族に気を使いながらそっと家を出る。

途中朝飯と昼飯を買って、目指す本牧某所に辿り着いたのは午前7時前・・・今日は釣り人が少なく、釣り座は選び放題だ。
だけど久々のクラブ天の川、こういう日はかえって迷ってしまう。
実績のあるマイポイントか、はたまた大型が狙える深場か・・・
何度も釣り場を見て歩くが、なかなか決心がつかない。
意を決して、とりあえず深場に陣を構え、午前7時30分、本日の第1回戦スタート。

潮は最高の色で左から右にトロトロ・・・メチャいい感じだったが、魚の反応は皆無。
干潮と共に流れていた潮もパッタリ止まり、その後は上げっぱになっても動く気配がない。
再び意を決してマイポイントに移動、動かない潮に業を煮やしながらも我慢の釣りを続ける。
しばらくするとイソキチさんが登場。
あれっ?今日は深場じゃないの?・・・と聞いてみると、先週この辺りで歳無しをゲットしているとの事。
オイラの右に入ったイソキチさんと仲良く釣りをしていると、開始後30分しか経っていないというのに、そのイソキチさんの竿が大きく曲がっている。
「ハハハ!根掛かりかぁ!」と思って眺めていると、その曲がった竿がグイグイ引っ張られている。
ありゃ!?ひょっとして本命???
近づいて取り込んだチヌを見ると、49cmの居付きのスレンダーボディ!
あちゃ〜!隣でやられた!
オイラ7時半から竿出してるのに〜〜〜〜!!!

結局ここで釣れたのは、イソキチさんのこの1枚と、オイラが釣ったベラ1尾のみ・・・。
午後3時、精神力がプッツン切れて納竿、しばらくイソキチさんの釣りを眺めた後、表彰式&懇親会参加の為に天の川を後にする。

午後6時、表彰式&懇親会を終えて、シーウルフさんに頼んでおいた解凍オキアミを取りに行って、そのまま福浦へ!
えっ?そうそう、今日は福チヌ第14回OLMの黒鯛釣り大会開始日でもあったのです!
そんな日に、福チヌメンバーときたら、大黒やら本牧やら、まぁ浮気のし放題で・・・。
福チヌOLM黒鯛釣り大会も、今回正式にエントリーしているのは、オイラとぼらきちさんとイソキチさんの3人だけ・・・。
なんとも寂しくなったもんだが、使命感に燃えるオイラは、疲れた体に鞭打って福浦戦に突入したのさ!

という訳で、前置きが長くなってしまったが、午後7時20分、久し振りの福浦戦はたった1人のMでスタート!
途中様子見に行ったHRで、天の川から帰還したぼらきちさんと遭遇、イソキチさん共々HRで勝負するという。
その後ぼらきちさんから貰ったメールによると、どうやらkiki師匠もHRで奮闘中、なんと昼間に良型をゲットしているらしい。
う〜ん、どうせ釣りするなら師匠もエントリーしてくれればいいのに!

しかしオイラの居るMは潮も動かなければ、魚の気配もまるでない。
メール情報によるとHRも夜になって相当渋くなっているらしい。
どうやら貧乏神はオイラにしっかりとりついてしまったようだ・・・。

途中ひろし部長が登場、しばらく話した後、HRに向かっていく。
その直後から雨粒がポツポツ落ちてくる。
これは迷うところだ。
尼崎に遠征中の名古屋の兄貴からの電話では、甲子園球場はかなり大粒の雨になっているらしい。
この雨もそのうち本降りになってくるんだろうか・・・。
とにかく疲れているから、こんな時に冷たい雨に打たれてまた風邪でもひいたら大変だ。
コマセも相当残っていたが、魚の気配もない事だし、ここは勇気ある撤退を決意!
結局午前0時近くまで釣りをして、釣れたのはヒゲの生えたゴンズイ1尾のみ・・・。
嗚呼・・・。

朝5時に起床、本牧〜福浦と、延べ12時間釣りをして、ベラ1尾とゴンズイ1尾・・・。
流石にオイラも病気になりますって!
あぁ、オイラの貧乏神、いつまで居座るつもりかなぁ。(涙)



2004年4月24日(土) 雨のち晴れ

釣行時間 : 16:50〜22:20
釣行場所 : TM
風向き : 微風
釣報 : ウキフカセ釣り


ここのところ仕事の方が再び激務モードになり、疲れがピークに達している。
週末の釣行も「一回休み」を覚悟していたオイラだったが、よくよくスケジュールを見ると、来週はいよいよGW突入というのに、出張やら姪っ子の結婚式やらで、どうも竿を出してる暇は無さそうだ。
ボロボロの体に鞭打って海に出かけたのは、やっぱり先週のバラシが強烈過ぎた為か・・・。

昼頃目覚めて、まずは天気予報をチェック・・・しかしどうも風向きが怪しい。
しかも、富岡山頂付近では、予報ではこの時間に吹いている筈のない風が吹き荒れている・・・。
こういう日の釣り場選定は大いに迷ってしまう。
さて、どうしようか・・・。

とりあえず現場に行ってみよう!
という事で、午後4時頃に福浦到着、昨日と10度近い気温差のせいか、テトラの上には釣り人がまばらだ。
出撃前のwebチェックによると、今日はhaneさんが出ているようである。
状況視察がてらテトラに沿って歩いて行くと、いたいた!いつもの所でhaneさんが竿を出している。
話を聞いてみると、あまり魚の活性は高くないという。
富岡山頂と違い風が殆ど吹いておらず、海も穏やかそのものだ。
予報では風が北に回る予報だったので、尚しばらく悩んだが、結局と言うかやはりと言うか、先週バラしたポイントでリベンジする事にした。

そうと決まれば速攻支度だ。
一旦車に戻ると、ちょうどkozoさんが到着、どうやら彼も釣り場選定に迷っているようだ。
とりあえずMの様子を見に行くというkozoさんと別れて、荷物を纏めたオイラは、今日のショバであるTMに向かう。

今日はかなり寒そうなので、既にしまいこんでいた防寒着の再登場だ。
釣り場に着いて仕掛けを作っていると、空から冷たい物がポツポツと落ちてきた。
ありゃ?雨の予報なんて出てなかった筈だけどなぁ・・・。
まっ、そんなに降らないでしょ!

仕掛け作りを終えて、続いて撒き餌を作ろうという所に、kozoさんが戻ってきた。
Mではkiki師匠とイソキチさんが竿を出しているらしい。
なるほど、師匠は向こうに入ったか・・・。
当のkozoさんは、雨がポツポツと降ってくる空を眺めながら尚悩んでいたが、やがて意を決したように支度を始める。
そんじゃ久々にkozoさんと2人、仲良く竿を出しますかっ!
支度の出来たオイラ、kozoさんより一足早く、午後4時50分戦闘開始。

釣り始めると潮は左から右・・・このポイントでは理想とは逆だ。
しかも雨は止むどころか更に激しくなってくる。
念の為携帯で予報を再チェックしてみると・・・なんと雨マークが!
おいコラ!気象庁!相変わらず外しまくってるなぁ!

更に追い討ちをかけたのは魚の活性・・・
仕掛けを打てども打てども全くウキが反応しない。
ずぶ濡れになりながら我慢の釣りを続けるも、生命反応のカケラすら全く感じられない。
それでも右隣に入ったkozoさんはメバルやアイナメをポツポツあげているようだ。
午後6時前に、haneさんが状況を見に来るが、入っているHRもやはりカサゴは釣れるが状況は厳しいとの事・・・。
う〜ん、先週の高活性はなんだったんだろう・・・。
haneさんによると、先週から水温が1度落ちているというが、やはりそういうのが関係しているんだろうか。

無情にも時だけが流れていく。
夕マズもこれといった事件も無く、夜を迎え、それでも海は沈黙している。
心配していた風は殆ど無風、雨も上がり、空には星が瞬き始めている。
濡れたウェアに寒気が染み込み、釣果共々寒くて仕方がない。
まるで拷問のような釣りになってしまった・・・。

開始3時間、ようやくカサゴを釣り上げて完全ボウズを免れたが、この時もウキに反応なし・・・。
仕掛けを回収したらカサゴが付いていたという状況。
やっぱり納得できない。

夕食を取った後、下げっぱに期待して竿を振り続けるも、その後は小カサゴを1尾追加したのみ。
結局この小カサゴがちょっとだけウキのトップを押さえただけで、その後10時20分の納竿まで、今日は一度もウキが海中に沈む事がなかった。(涙)

片付けた後、Mの様子を見に行くと、師匠とイソキチさんの他に、何故かぼらきちさんも竿を出している。
話を聞くと、どうやらこちらも状況は同じようだ。
表層を元気に走り回っている正体不明の魚の大群(多分サンマ?)は、MもTMも同じなのだが・・・。
海底の方は沈黙が続いている。

終わってみれば超激シブ福浦!
今年も1枚目を捕るのに、やっぱり相当苦労しそうだな〜。

<今日一緒に釣りをした人々>
kozoさん



2004年4月18日(日) 晴れ

釣行時間 : 16:10〜18:10
釣行場所 : P→B
風向き : 南
釣報 : 落とし込み釣り

オイラこう見えても一応落とし込み部所属・・・たまには前打ち竿も持たないと、やっぱりよろしくないでしょう。
今日は朝から天気もいいし、午後はこれといってやる事もない・・・
夕マズだけでもリハビリ兼ねてちょっくら行ってみますか!

釣り始める頃には潮が上がりきっているだろうから、今日は立野さんでカニを購入して福浦に向かう。
午後4時、一昨年落とし込みで初めて黒鯛をあげた縁起のいいPに到着。
南の風が強くて一瞬躊躇したが、まぁ強風の中でやるのも修行の一環・・・とりあえず竿を出してみよう。

と気合を入れ直したものの、釣り始めるとやっぱり素人には厳しすぎる・・・。
ふと見ると隣のおじさんがビール瓶大のアイナメをあげている。
う〜ん、やっぱりアオイソにすれば良かったかな・・・。
しばらく我慢して釣りを続けるも、ものの30分で戦意喪失、すぐ近くのBに移動する。
ここなら少々風が強くても何とか落とせる。
それから先はただひたすら落とす・・・。

午後6時過ぎ、根掛かりによりハリスがプッツン、
と同時にオイラの根気もプッツン・・・。
まだ明るさの残る午後6時10分、事件など起こる筈ももなく釣り終了。
落とし込み部・ひさ、予定通り爆死!


2004年4月17日(土) 晴れ

釣行時間 : 15:30〜21:00
釣行場所 : TM
風向き : 南→北東
釣報 : ウキフカセ釣り

思えば今年に入って初めての2週連続釣行だ。
本当に活性が下がったもんだ・・・っていうか、やっぱりそれだけ仕事が忙しくなったって事なんだろうなぁ。
働き盛りの40代としては、まぁそんなもんなのか・・・。

ともあれ、春のこの時期に2週連続で竿が出せるのはありがたい。
まるで遠足前夜の小学生のような気分で眠りについたオイラだったが、朝目覚めると南の強風が吹き荒れている・・・
とりあえずオキアミと集魚材を買ってはみたものの、この風だと「アソコ」でしか出来ないだろう。
今年は「アソコ」では全く釣れる気がしないし・・・。
予報を見ると風は収まる傾向のようだが、風が回って北東風が強まるという。
こりゃますます厄介だ。
さて、どうしようか・・・。

考えていても仕方ないから、とりあえず現場に向かってみる。
午後3時、福浦到着。
この時間、予報では既に風は北に回っている筈だが、現場に着いてみると風は殆ど吹いていない・・・こういう予報ハズレは大歓迎だ。
釣り場をざっと見ると、先週入ったTMがスッポリと空いている。
よし、今日もここで!
・・・という訳で、今期本気モードの第2戦は、TMで勝負!

速攻支度をして、午後3時半に戦闘開始。
釣り場に着いた時はスケスケだった潮も、支度をしている間にちょうど良い濁りが入ったみたいだ。
コマセを一振りすると、適度に右から左に動いている。
ここは左前方に小さなかけ上がりがあるから、この状況は結構イイ感じだ。
これが夕マズまで続いてくれるといいのだが・・・。

釣り始めてみると、潮は左から右に、払い出しから当て潮にと、しばらくの間めまぐるしく変化する。
ポイントが絞りにくいなぁ・・・と思ったが、魚の活性は意外に高く、開始15分程で良型のメバルをキャッチ、その後も小ぶりながらメバルを数尾追釣する。
下げに入るとフラフラしていた潮がようやく落ち着いてきた。
マッタリと右から左に流れる潮に乗せて、仕掛けはやや沖目に、コマセはテトラ際に放り込みながら、左前方のかけ上がりにポイントを絞るイメージで釣りを続ける。
午後4時半、ウキがジワリと沈んで、30cmのアイナメをゲット、久し振りに美味しい魚が釣れたから、これは迷わずキープ。
その後は面白いようにウキが沈み、型のいいメバルが立て続けにあがってくる。
先週は全く顔を見せてくれなかった春告魚だが、今日はこんなに湧いているなんて・・・
やっと海の中にも春が来たのかなぁ。
しかもあれだけ食い渋ってた魚達が、今日は面白いくらい気持ちよくウキを引っ張ってくれる。
やっぱり釣りはこうでなきゃね!

午後5時をまわると適度なウネリが入ってきた。
と同時に、このポイント特有の潮目が沖に見え始めた。
午後5時半を過ぎると、あれだけ群れていたメバルがパッタリといなくなる。
潮は相変わらずマッタリと右から左・・・。
夕マズメを前に完璧に条件は揃った!
あとは黒鯛様が来てくれるのを待つばかりだ。

ものすごい緊張感!
こんな気持ちで釣りが出来るのはホント久し振りだ。
今日こそ本命が釣りたい!!
そんな想いが海神様に通じたのか、超マジモードで見つめていたウキが、絞り込んだポイントまで流れてスルスルと海面下に沈んでいく。
ウキが沈みきるのをまって大きく合わせると、ガツンとした手応えと共に魚がテトラに向かって強烈な突っ込み。
来たぁ〜〜〜〜〜〜!!!
久し振りに味わう手応え・・・これこれ!これだよね!
しかも、頭の中で描いていたシナリオ通りの展開に、オイラ竿を操りながら思わずニンマリ・・・。
慎重に魚を寄せて、さぁそろそろフィニッシュだ!
一つ前にのテトラに降りて魚を浮かしにかかったその瞬間、最後の抵抗を試みた敵が再度テトラ際に向かって猛ダッシュ・・・
と同時に、持っていた竿がフワ〜と一気に軽くなる・・・。
Oh,my God!
午後5時55分、痛恨のハリス切れだ・・・。

このバラシは、今までのオイラの釣り人生の中で最も悔しいバラシの一つになるかもしれない。
これだけ完璧に思い通りの釣りができたのに、最後の最後で大ボケかましてしまうとは・・・。(涙)

気を取り直して釣りを続けるも、一度荒らしてしまった海の中にはなかなか魚が帰って来てくれない。
夜になって、ようやく2本目のアイナメをゲット、更にメバルやカサゴを追釣するが、結局本命は帰って来る事なく・・・。

午後8時をまわると北からの風が急に強くなり始め、やがて北東の強風に変わっていく。
上潮がやたらと右に滑り始め、釣りがだんだん難しくなってきた。
周りの釣り人は一斉に引き上げていくが、往生際の悪いオイラは、なおも1人暗闇のテトラの上に居座り続ける。
やっぱりさっきのバラシが強烈に頭の中に残っているせいなのか・・・。

結局午後9時まで粘るが、後続が全くないまま終了。
先週までの激シブ福浦を考えたら、今日は30cmオーバーのアイナメ2尾を筆頭に、メバルやカサゴがあれだけ釣れたんだから、それなりに楽しい釣りだった筈だ。
そう、あのバラシさえなければ・・・。
アイナメの刺身食いながら、今夜はヤケ酒だぁ〜〜〜〜!!!



2004年4月10日(土) 晴れ

釣行時間 : 16:00〜22:30
釣行場所 : TM
風向き : 南
釣報 : ウキフカセ釣り


4月に入っていよいよ福チヌバトルが始まった。
早々にバトル1号をあげたのは、自称「謎の落とし込み師」こと一発大物師のこーさん。
毎年春先に隠密行動で良型をゲットしている影の実力者だが、やはりバトル1号があがると気合も入る。
世の中的には、いわゆる「乗っ込み」の時期・・・もっとも福浦には「乗っ込み」ってのはあまり関係ないようだが・・・いずれにしても春である。
極寒の中で確率数%といわれる黒鯛を追いかける、まるで拷問のような釣りから解放される!
よし、それじゃそろそろ本気モードでいきますか!
(って、今までだって本気だったんじゃ・・・)

暫く福浦で釣りをしていなかったが、海に行っていなかった訳ではない。
週末、釣りが出来なくとも福浦に通い、あちこち状況視察をしながら情報を集めていたオイラ・・・
今日はある秘策を持って、いつも入らないTMに照準を絞る。
午後3時、現地到着。
春先の絶好の天候に誘われて、予想通り釣り場は人・人・人であふれている。
狙ったTMには入れるんだろうか・・・。

TMに向かう途中、HRでkiki師匠を発見、既に竿を振っている。
「師匠、今日は早いッスねぇ!」
と挨拶すると、
「今1投目入れたところですよ」
う〜ん、師匠も今日は気合が入ってるみたいだ。

師匠に挨拶をして、目指すTMに着くと、予想通りテトラには入る隙間がない。
まぁこの人たちは暗くなったら帰るだろうが、さて、それまでどうしようか・・・
やっぱり夕マズには本気モードに突入していたいし・・・。
少し戻るとHRの端の方が空いている。
とりあえずここで竿を出そうと支度をしていると、約束通りハラボーが到着。
貧乏神も暫く釣りをしていなかったらしく、今日はウキウキモードで原チャでやってきた。
先に支度を終わったオイラから、実釣開始。
午後4時ちょうど、気合十分で福浦戦スタート!

潮は適度に右から左に流れている・・・しかし透明度は高い。
第2投目を入れて、天気予報をチェックしようと携帯を眺めていると、突然手元に「グググッ」っという感触!
慌てて海に目を戻すと、流していたウキが見当たらない。
瞬時に竿を立てるが後の祭り・・・
素バリがオイラの手元に飛んできた。
教訓:仕掛けを入れたらウキから目を離すな!」
まっ、どうせメバルかなんかだろうけどね。(涙)

後から入ったハラボーがオイラの右手でメバルをあげるが、オイラの仕掛けにはその後一向に魚が食いつかない・・・。
う〜ん、今日はなんか嫌な予感だ・・・貧乏神に先を越されるとは・・・。

開始30分で、TMの方を見に行くと、それまで埋まっていたテトラの上が綺麗に空いている。
風向きが気になったが、ここはやはり初志貫徹、すぐに移動を決意。
ハラボーに聞くと、一緒に移動するという。
午後4時半、TMに移動して仕切り直しの第1投!

その直後に背後でオイラを呼ぶ声が・・・。
振り向くと「富岡の幻の黒鯛」の管理人・haneさんだ。
相当お疲れのようだがが、今日も「幻の黒鯛」を狙って竿を出すという・・・。
オイラの浅はかな「秘策」をご披露すると、、「それじゃ今日はご一緒に!」という事で、オイラの左隣に座を構える。
こうして、久々に入ったTMに、左から、haneさん→オイラ→ハラボーと、3人仲良く竿を出すことに・・・。
春のポカポカ陽気の中、仲間と一緒に釣りをするってのは、ホントに楽しい。
日頃の疲れも吹っ飛ぶ想いだ。

ところが、魚は一向に言う事を聞いてくれない。
開始後2時間、未だノーフィッシュ・・・やっぱり福浦は今日も渋いのか・・・。
右隣のハラボーが明るいうちに良型のアイナメとメバルをキャッチするも、その後は沈黙、
期待していた夕マズも何事もなかったように過ぎ去り、一気に闇の世界へ・・・。
暗くなってから左隣のhaneさんがカサゴを連発、オイラもようやく開始後3時間で小メバルをキャッチし、とりあえず完全試合を逃れるが、いかんせん後続がない。
あまりに渋いので、とりあえず休憩を取ってHRの師匠の所に状況を確認に行く。
もしHRの状況がよければ移動も考えて・・・。
ところが師匠曰く、
「まだ完全ボーズです・・・」
今日はHにありちゃんとkozoさんが入っているとの事だったので、ありちゃんに電話をしてみる。
「魚、なんにもいないッス」!
師匠の話では、後から来たまーにゃんさんがNに移動したとの事、
落とし込み部長と2番目にうるさい御仁は、今日はMで春のバトルをスタートさせる計画・・・
謀らずも今日は、M、H、HR、N、TMに、福チヌオールスターが勢ぞろいしている事になる。
果たして何処かで一発あがるんだろうか・・・。
周りの状況が気になってしょうがない。

午後8時頃だったか、haneさんが先にリタイヤ、その頃からようやくウキに反応が出始めるが、食いが浅く、なかなか魚がかかってくれない。
それでもその後数尾のカサゴ・ソイを追釣するが、結局今夜も本命と巡り会う事は出来ず・・・
春の陽気に誘われて、夜になっても釣り人が絶えず入ってくる。
オイラの隣で平気で海面にライトを当てる輩が入ってきた頃にちょうどコマセ切れ・・・。
頭がプッチン切れなくてよかった・・・。

片付けを終えた後、各釣り場の状況を確認・・・
結局福チヌオールスターズ、完全に玉砕しているらしい。
そりゃ、魚が居なけりゃ釣れないわ!
どっかで活性が高かったら泣けちゃうけど、どこも釣れないなら、まぁ納得もできる。
・・・来週に期待する事にしよう。(涙)

<今日一緒に釣りをした人々>

ハラボーさん、haneさん


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