管理人・ひさの釣り日記 
〜2003年10月-12月〜

2003年12月30日(火) 晴れ

あれっ?先週の火曜日に今年の釣り納めをして、この2003年版釣り日記も終わった筈だったのに・・・。
えっと、あの、、その、、、
・・・まっ、堅い事言わずに!(汗)

せっかく仕事納めも滞りなく済んで正月休みに入ったというのに、釣りが出来ないなんて、やっぱ寂しすぎる!
年末だからやる事いっぱいあるけど、とりあえず全てこなして、時間があったら海に行こう。
・・・という訳で、朝から一生懸命家の為に働いたオイラだったが、第1目標であった「岸壁湯沸し隊納竿の儀」には完璧に間に合わず、気ばかり焦る。
で、何とか夕方出撃の許可を頂き、一目散に福浦へ!
途中、今日出張ってくるであろうぼらきちさんにメールを入れると、案の定Mに出撃予定との事・・・。
よし、これでおバカさん友達1人キープ!
暮れも押し迫った30日、釣りするヤツなんてそうそう居るもんじゃないでしょ!?

・・・と思いつつ、今日のショバであるMに着くと、おっと、おバカさんが沢山!
みんな頑張ってるなぁ。

岸壁には爆撃隊がズラリと並んでいるが、いつものkiki師匠の指定席辺りなら何とか入れそうだ。
まぁ、もう日も暮れるから、支度してるうちにみんな帰って行くだろう。
焦っても仕方ないし、とりあえずのんびりとコマセ作りを始める。

ところがこの爆撃隊の面々、暗くなって消えるどころか、大きな発泡ウキに灯を入れて、どうやら夜間爆撃の構えだ。
こりゃオイラも負けちゃいられない!
支度を終えて、辺りもすっかり暗くなった午後5時30分、ホントのホントの2003年納竿式の第1投を入れる。

開始後15分、エサも全く取られない激シブ状態に、ふっとよそ見をした隙にいきなり竿をググッと持っていかれる。
海に目を戻すと、オイラの電気ウキが何処にも見当たらない!
慌てて竿を立てたが、ガツンと言う手応えの直後、素バリが手元に飛んできた。
い、今のは一体何だったんだろう・・・。
本命ではないにしろ、何だかメチャクチャ悔しい!

気を取り直して仕掛け投入を繰り返すが、再びウキは沈黙・・・。
午後6時ちょうど、ウキに反応を示さない良型カサゴをゲット!あげるとしっかりハリを飲み込んでいる。
仕掛けはちゃんと底まで落ちてるみたいだ。

そしてその15分後、やっぱり反応の出ないウキに、仕掛けを回収しようとしたら、何やら魚が付いてる・・・。
そんなに大きくはないが、結構元気よく引いてくれる。
・・・タナゴかな?
抜き上げてみると、これがなんと小さいながら本命のチンチン!
とりあえず検量すると、今期最小の20cmジャスト!
う〜ん、本命なんて全然期待してなかったのに、最小記録魚とはいえ、2003年納竿式での本命は素直に嬉しい!

その後はメバルがポツポツと釣れてくれるが、今日は終始潮は止まったまま・・・。
この後はあまり期待できそうもない。
爆撃隊は、相変わらずあちこちで爆弾を投下している。
特に、オイラの左隣の爆撃機は向かって右の方へ、右隣の爆撃機は向かって左の方へ・・・
まるでオイラを追い出そうとしてるかの如く、爆弾を投下しまくっている。
チクショー!早く帰らないかな!

結局両隣の爆撃機は午後7時を回ってようやく基地に帰っていった。
帰り際に、右隣にいた爆撃隊長が、オイラに声を掛ける・・・話してみるとなかなか良いおじさんじゃないか!
人間ちょっと見で判断しちゃいけないんだなぁ。

爆撃隊と入れ替わりにぼらきち兄さん登場、その前後からメバルの食いが活発になる。
しかしそれもほんの30分ほど・・・
午後8時以降は殆どウキが沈まず、苦しい釣りを強いられる。
しかも根掛かりのオンパレード・・・なんかだんだん辛くなってきた。

午後10時、気持ち右に動いている潮に乗せてウキを流していると、又しても根掛かりのようなアタリ・・・
ハリ取られるのが嫌だから、早めに竿を立てて仕掛けを回収しようとすると・・・何とゴンゴンゴンと頭を振る魚が付いてる!
慌てて合わせ直すも後の祭り、
もう一度「ゴン」といったところで、又しても素バリを引く結果に・・・。
嗚呼・・・。

暫くするとぼらきち兄さんが、「釣れたよ!」と言ってオイラのもとに歩み寄ってくる。
「マジッスか!?・・・でサイズは?」の問いに、手にしていたタオルをひらりと開けてオイラに見せる。
中には推定10cm?位の赤ちゃん黒鯛が!
先々週のkiki師匠以来、チンチンばかりだ。
福浦の海って一体・・・。

結局、午後8時に夕食を摂ってからの釣果はメバル2匹の大貧果・・・。
まぁ最後の最後に小さいとはいえ黒鯛が釣れたんだから、これで良しよしよう!
午後11時15分、最後の1投を回収して、2003年釣り納めと相成った。

思えば、今年の福浦はホントに黒鯛の魚影が薄かった。
来るべき2004年が豊漁に恵まれますように・・・。

それでは皆様、良いお年をお迎え下さいませ。

<今日一緒に釣りをした人々>
ぼらきちさん


2003年12月23日(火) 晴れ

何と言っても師走・・・週末も何かと慌しく過ごす事が多く、満足に釣りが出来ない今日この頃。
気がつけば既にクリスマス直前、カレンダーをよく見ると、今週末の土曜日は仕事、明けて月曜日が仕事納め・・・。
なんと釣り師に無情な会社だ〜!(爆)

・・・と、ぼやいてみても始まらないが、これでは釣り納めの儀式もおぼつかない。
出るなら今日しかない!
よし、朝マズ勝負で今年を締めくくるぞ〜!

と、気合を入れてみたのは良いものの、日頃の疲れが相当溜まっていたのか、目が覚めると昼まで爆睡・・・。
あぁ、今日もタイミングを逸してしまった。
しかもそんな時に限って、ウチの女どもが「メガネを買いに行きたい・・・」などとぬかしている。
そんじゃこいつらを眼鏡屋まで送って行って、そのままドロンしちまうか・・・。

という訳で、2003年釣り納めは、小春日和の暖かさの中、夕マズ勝負で締めくくる事になった。

明日が仕事だから今日は早上がり・・・と言っても、やっぱり1人っきりの夜釣りは寂しい。
釣り場に向かう途中、ふと思いついて貧乏神に電話してみる。
すると珍しくすぐに電話に出たハラボー、「風邪で動けない・・・」と今日も病欠。
この男、最近ちょっと軟弱すぎないか〜?
何の為にあれだけ皮下脂肪を蓄えているのやら・・・。

午後2時半、現場のNに到着。
タコ釣りに来ていたおじさんと語らいながら支度をし、午後3時10分に本日の第一投を入れる。

今日は「クロダイを釣る!」と言うより、むしろセレモニー的な釣り、あまり肩に力を入れず、この1年を振り返りながらのんびり竿を出そう。
・・・でも欲を言えば、やっぱり最後はクロダイで飾りたいな。

明るいうちは赤ちゃんサイズのメバルと海タナゴが、飽きない程度に遊んでくれる。
特にタナゴは元気一杯で、結構楽しませてくれる。
うん、1年を締めくくる最後の釣りはやっぱりこうでなきゃね!
・・・でも欲を言えば、もう少し黒い魚が欲しいな。

東の空に一番星が瞬き始めた頃、新しい電気ウキの浮力を確認する為に、ちょっと早めだが春秋ウキを電気ウキにチェンジ。
下げっぱ〜夕マズのベストタイム!
予報では、この時間、南の強風が吹いている筈だが、又しても気象庁のチョンボか、完全に無風状態!
それでも適度なウネリとざわつき、潮もゆったりと右に動いてるし・・・最高のシチュエーションが目の前に広がっている。
欲を言うと、もう少し濁りが欲しいところだが・・・。

のんびりと釣りをする・・・などと言っておきながら、もはや完全に黒鯛師モード全開!
福浦の海神様、そんな逸る気持ちを知ってか知らずか、時だけが無情に過ぎていく・・・。
ウキに火を入れる頃から、時折タナゴがウキをひったくっていくが、欲しい本命は一向に姿を見せようとしてくれない。
もはや完全に落ちてしまったクロちゃん達だが、落ちそこなったはぐれチヌの1匹や2匹うろついてないもんだろうか・・・。

完全に日が落ちてから、潮の流れが急に速くなった。
あれだけ群れていたタナゴも、暗くなった途端にサイズが落ち、やがて消しこむアタリも遠のいていく。
代わりに、明るいうちに赤ちゃんサイズだったメバルが、暗くなると徐々にサイズアップしてきた。
ウキへのアタリは微妙だが・・・。

午後6時半を回ると、暫し海は完全に沈黙・・・。
午後7時過ぎに再び潮が緩み、ジワリと沈むアタリが頻発するようになったが、何をどうしても魚はハリ掛かりせず・・・。
恐らく小メバが帰って来たんだろう。
午後7時半ちょうど、2003年の最後の一投を入れる。
先月は最後の一投でカイズをゲットしているから、今日も最後の最後まで諦めないぞ!
・・・と思えど、結局劇的な事件は起こらず、本年の竿納めの儀式を滞りなく終了した。

神聖な(?)釣り納めの儀式の中、結局最後まで「欲」ばかり言っていたオイラは、やっぱり罰当たりなんだろうか。
公私共にいろいろあった2003年・・・
大晦日、108つの鐘の音を聞きながら、めくるめく煩悩を払い去る事にしよう。
・・・福浦のテトラの上で(核爆)


2003年12月13日(土) 晴れ

今年もいよいよ師走・・・今、「今年の目標」を振り返ってみると、何と大ボラを吹いている事か!
なんだかんだ言っても、今年も浮気に明け暮れてしまった2003年、懺悔の意味もこめて、残り少ない12月いっぱいはチヌ釣りに勤しむ事にしよう!

12日金曜日、仕事が終わって真っ直ぐ帰宅、飯食って仮眠取って、午前1時過ぎ、イソイソと海に向かう。
「今夜はオールナイトで歳無し狙うぞ!」
と、気合十分で向かった先は天の川。
・・・って、おい!何も反省してないじゃんか!
だってチヌ釣りたいんだも〜ん!
まぁこれは先週釣りできなかったから、その分という事で・・・。

masaさん、ぼらきちさん、イソキチさんと、天の川で朝まで頑張るも、結局釣れたのは絶好調男・ぼらきちさんの1枚のみ・・・。
もうこの男は誰にも止められないのかっ!?
オイラは生涯初の経験・・・ウキフカセでカレイを釣り上げたものの、今日の釣果は結局それだけ・・・
疲れた体に鞭打って帰宅、午後まで爆睡・・・。

午後3時、女房殿に起こされる。
「また釣りに行くんでしょ!?」
そう、今週の分の釣りは、地元福浦で!
今日は下の娘がお父さんの為におにぎりを作ってくれている。
よし!今夜も頑張るぞ!

午後4時、現地Nに着くと、ちょうどkazさんも到着して支度中、ありちゃんは何と昼間から気合入れて頑張っているという。
久しぶりの福浦戦にワクワクしながら、オイラも速攻支度。
午後4時50分、3週間ぶりの福浦戦スタート!
で、今日も握った竿はMEGAエアー!(爆)
だって、ホントにチヌ釣りたいんだも〜ん!

開始10分程で、コマセの帯の中に小魚が寄って来た。
午後5時から6時の1時間はメバル&カサゴの入れ掛かり状態!
実釣テストにと、今日初めて使ったナショナルの2点発光ウキが、面白いようにポコポコ沈む。
釣れる魚は本当に小さいのばかりだけど、やっぱりウキが沈む釣りは楽しいな〜。

午後6時を回る頃からアタリが徐々に遠のき、午後6時半には潮も止まり、海は完全に沈黙してしまった。
潮が止まる直前にウキがスパッと沈み、久しぶりのアジをゲット!
後続があれば迷わずキープするのだが・・・。
やはりはぐれアジだったようで、その後は又しても沈黙、20分経ってもアジの後続無く、元気なうちにリリースしてあげる事にした。

午後7時を回って、俄かに北風が吹き始め、えらく寒くなってきた。
アタリも無いし、あまりに腹が減ったので、ここで食事タイム。
娘が作ってくれたドデカおにぎりを頬張って、熱いお茶を飲み、防寒着の下にもう一枚フリースを着込んで完全防備!
体が温まったところで戦闘再開。

ところが北風は強くなる一方・・・
今夜は12時くらいまでは頑張るつもりだったけど、この分だと今日は早上がりかな。
午後8時を回って、寒さにたまりかねたkazさんとありちゃんがMに避難するという。
オイラは既に撤収モードでコマセが少なくなっていた為、移動せず一人でNで頑張る事にする。

流石に一人ぼっちの夜釣りは結構淋しいものがある。
ところが2人が移動した直後から、フグ、タナゴ、メバルと連続ヒット!
突然魚の活性が高くなった・・・やっぱりコマセが1箇所に集中したからかな!?
最後にはカタクチイワシまで釣れて、今日は何と六目達成!
・・・って、ダメダメ!やっぱチヌが釣りたい〜〜!

寒さに震えながら頑張るも、その後北東に変わった風に釣りを邪魔され続け・・・
午後9時40分、コマセが切れたのを機に、本日の納竿と相成った。

久しぶりの福浦戦、とりあえずウキが沈む楽しさを満喫できたんだから、これで良しとしなければ・・・。
ここのところちょっと調子が良かったから、ついついその気になってたけど、この時期そうそうチヌなんて釣れる訳がないんだよね。
・・・と自分に言い聞かせても、やっぱり何か不完全燃焼。
来週末、今年最後のチヌ釣りに全てを賭けよう!

<今日一緒に釣りをした人々>
kazさん、ありさん


2003年11月23日(日) 晴れ時々曇り

朝4時に目覚ましをセットした筈なのに、目が覚めると既に5時半を回っている・・・。
あちゃ〜!今日も寝過ごした!
昨夜ウキ部員視察に行ったついでに、せっかくコマセを作ってきたのに、早く出ないと無駄になってしまう!

昨日のうちに荷物は車に積み込んであるし、コマセも出来上がってるから、今から出ても十分釣りは出来る!
速攻身支度を整えて車に飛び乗って出発!
・・・と思ったら、よくよく考えると、ひょっとしたらタモ網忘れてるかも。
車を降りて確認すると、やっぱり入ってない!
チクショー、急いでるのに!
仕方なくUターンして家まで取りに戻る。

よし!まだ大丈夫だ!
再度車に飛び乗って出発、国道16号に出て信号待ちしている間に、携帯で潮周りをチェックしようと思ったら・・・
しまった!携帯忘れた!
泣く泣く家まで逆戻り・・・
あぁ、こんな日はきっとダメだ・・・。

バタバタしながらも、午前6時半、ようやく釣り場に到着。
で、着いた先は天の川!(爆)
えっと、今日は湯沸し例会があるし、できればお土産に黒鯛持って行きたいし・・・。
今日も言い訳が苦しい・・・。

流石に3連休の中日、釣り場は人で溢れている。
さて、釣り座はあるだろうか・・・。
と、その時、HB@Sのkeroさん発見!
仲間と来ているkeroさんも、釣り座が無くて困っている。
少し話をした後、keroさん達は別の場所へ・・・オイラは1箇所だけ空いてる場所を見つけて、そこで勝負する事に。
なんだかんだで釣り始めたのは午前7時を回っていた・・・。

相変わらず天の川は一発時合い勝負!
仕掛けを打てども打てどもウキに反応が出ない。
午前9時を回って、それまでガンガン流れていた潮が俄かに止まった・・・。
こういう時がこの場所の一番のチャンス!
怪しいアタリも出始めた。
じっくり、慎重に、真剣に攻め続けると、午前9時15分、ようやく34cmの本命をゲット!
素直に嬉しいが、この場所でこのサイズはちと納得がいかない。
しかし、その後も40オーバーを狙って攻め続けるも後続無く、結局午前11時過ぎに大量のコマセを残して納竿、湯沸し例会の行なわれている大黒へ向かう。

所要の為、例会を途中で失礼して一旦帰宅、
さて、余ったコマセを消費しなくては・・・。

午後4時、娘を塾に送って行き、その足で福浦へ!
午後9時に娘を迎えに行かなければならないが、それまでの間釣りが出来る。
余ったコマセがちょうど良い量だ。

午後4時半にMに到着。
ところが相変わらず爆撃隊がズラリと並んでいて釣りするスペースが全く無い・・・。
仕方なく海の様子を暫し見ていると、ちょうど隣にいた爆撃機が片づけを始めた。
よし!今だ!
辺りは既に完全に暗くなっている。
午後5時15分、本日の2回戦スタート!

ところが、ここのところ夜になると激シブに変身する福浦・・・
今日も例外ではなかった。
何をやっても魚が全くかかってこない。
時折ウキがスパッっと入るアタリがあるが、昨夜の状況から推測すると、恐らくタナゴの仕業だろう。
一応湯沸し隊のK爺さんから「福アジ釣査指令」が出ていた為、今度ウキスパがあったら合わせずリールをそ〜っと巻いてみよう・・・
ところがその後は又しても激シブ福浦に・・・

コマセも残り少なくなり、完全丸ボウズを覚悟した午後7時ちょうど、
久々にウキがジワリと沈んでいく。
軽めに合わせて、ようやくタナゴをゲット!
辛い釣りを続けていただけに、この1尾はタナゴと言えどメチャクチャ嬉しい!
遊んでくれたタナゴ君にお礼を言ってリリース、

結局今日はこれでお終いかな・・・と、午後7時15分、最後の1投を入れる。
バッカンの隅にあったコマセをかき集めて放り込むと、ウキに根掛かりのようなアタリが・・・。
少し竿を上げて聞いてやると、ウキがス〜っと入った!
完全に沈みきったところでガツンと合わせると魚が乗った!
手応えからして黒鯛に間違い無さそうだが、かなり小さいか・・・。

浮かせてみると、真っ暗な海面にイブシ銀の輝きが見える!
「いけそうかな?」と、一気にこいつを抜き上げ!
採寸すると30cmにもう少しというサイズ。
最後の最後に黒鯛で締めてくれるとは・・・。
これで納得の納竿とする事にした。

しかし、1日釣りして、戦果がカイズ2プラスタナゴ1だけとは・・・。
よくこんな我慢できるなぁ!と思えど、夏までの大スランプを考えたら、贅沢な悩みかもしれない。

もう完全にスランプは脱出した!
しかし、黒鯛の釣期は間もなく終わる・・・。(涙)


2003年11月15日(土) 曇り時々晴れ

長い長い免停期間が明けて1週間、
誰に気兼ねする事無く、好きな時に好きな場所に釣りに行ける幸せ・・・。
普段当たり前だと思っていた事に感謝する気持ちを持てるようになったんだから、まぁこれはこれで良かったんだと思う事にしよう。

いずれにしても、今週からいよいよ釣り師として本格始動できる!
さて、初っ端は何処に行ってやろうか・・・。
週末の天候を睨みながら、あれこれ考えをめぐらせる。
こういう時間がまた楽しくてしょうがない。

食べて美味い物が釣りたい!
突如そんな想いが膨らんできた。
そうなると、この時期出てくる答えはひとつ・・・そう、オイラは福チヌ軟体系部の末席に、一応名を連ねている。
よし!烏賊を釣りに行こう!

花の金曜日、一目散に家に帰って来たオイラは、何でも屋の貧乏神ハラボーに誘いの電話をかけてみる。
案の定、オイラの投げたエギに喰らいついてきたハラボーだったが、久しぶりのオールナイトで気合十分だったにも関わらず、結果は2人揃って完全丸ボウズ・・・。
帰りの車の中で完全に壊れてしまっているハラボーを横目に、「あぁ、やっぱり天の川でチヌ狙ってればよかった・・・」と後悔の念に駆られながら、襲い来る睡魔と戦い続ける・・・。
眠気覚ましにと、携帯で今日の予報を確認してみると、夕方から崩れると思っていた天気が、どうやら夜までもちそうな按配だ。
結局烏賊釣りにはハラボーの車に便乗してしまったし、よし、夕マズ久々に福浦でコマセ放り投げるか!

本当は昨夜から福浦戦を、やはりオールで強行しているK&Aのコンビと反省会で合流するつもりだったのだが、そうと決まれば速攻帰宅して爆睡、夕方の福浦戦に備える事にした。

・・・
午後4時過ぎ、完全に出遅れた!
あぁ、やっぱり慣れない仕事で疲れが溜まってるんだなぁ。
一度寝てしまったら、あれだけ気合入ってたのに、すっかり萎えてしまっている。
とりあえず状況視察にと、一応念の為(?)アオイソ2パックと落とし込みの道具を携えて海に向かう。
免許復帰以来、新しい車で海に行くのは初めてだ。

まずはN〜HRと歩いてみるが、予報が悪かったせいか、週末だというのに今日は釣り人が異様に少ない。
もちろん、福チヌのメンバーの姿も見えない。
やっぱり今日はやめようかな・・・。

続いてH方面にも様子見に行ってみる。
予定通りならナミ部長が竿を振ってる筈だ。
こちらも釣り人が少ないが、テトラの上でコマセを打っているナミ部長を発見!
様子を聞くと、「メバルが1匹・・・」と、これまた淋しいお答え・・・。
「やっぱり今日はこのまま帰ろう!」と、ナミ部長に別れを告げて車に戻る帰り道、「まてよ、買ってしまったアオイソ、どうしようか・・・」と、ふと素朴な疑問に目覚めるオイラ。
それじゃちょこっとだけ落としてみようかな・・・。

という事で、釣り人が全く入っていなかったNに戻り、午後5時20分、ほぼ1ヶ月ぶりの福浦戦スタート!
・・・と言っても、今日はメバルやカサゴが釣れてくれれば満足!決してチヌなんか釣ろうなんて、そんな気合はとうに消え失せている。

開始1投目からプルプルっという小気味良いアタリが手元に伝わってくる。
釣れてくれたのはカサゴ・・・
うん、今日はイカで散々な目にあってるから、この1尾は素直に嬉しいし、もうこれだけでも満足だ!
ところがその後も仕掛けを入れれば、ほぼ100%アタリ!
メバル、カサゴ、ソイのオンパレードだが、何だかメチャ楽しい!
こんな福浦久しぶりだな・・・。
根魚3兄弟ばかり何十匹釣っただろうか、結局2パックのアオイソは2時間足らずで完全消費、午後7時15分に納得の納竿とした。

終わり良ければ全て良し!
結果的に楽しい釣りができたんだから、今日は大満足だ!
さぁ、次は何を、何処に狙いに行こうかな。


2003年10月18日(土) 雨のち晴れ

第13回オフラインミーティングのクロダイ釣り大会が開幕した。
前回の大会では、初めて用意した優勝トロフィーを、湘南クロキチ部倶楽部代表のイソキチさんに持っていかれている。
今回はなんとしても福チヌメンバーで奪回しないと・・・。

と言う訳で、あくまで福チヌの名誉奪還の為に!・・・やむを得ずウキを付けての出陣と相成った。
・・・ちょっと苦しい言い訳だったかな?(汗)

いずれにしてもメッチャ久しぶりの福浦だ。
最近は浮気三昧の日々を送っていた為、自分では意識していなかったのだが、今釣り日記を書こうとすると、なんと10月に入って初めての福浦戦である。
でもまぁ、どっかの誰かさん達と違って、とりあえず本命クロダイを狙い続けてた訳だから、まだマシか・・・って、やっぱ五十歩百歩かな・・・。

そんなんこんなで、福チヌの意地をかけてウキフカセ戦を決意したものの、相変わらずオイラには足がない。
都内勤務になってから、否応無しに早起きを強いられているオイラ、休日でも6時に目が覚めてしまジジイ体質になってしまったのか、今日も一番で目が覚めて、鳥の囀りを聞きながらあれこ思考をめぐらせる。
まずは釣り場までどうやって行こうか・・・。
貧乏神ハラボーからは先日来連絡がない・・・って事は、今週末は海には出ないつもりか。
今日は町内会の運動会に女房殿が出場する為、アッシー君1号も期待が出来ない・・・。
やっぱりチャリンコか・・・そうだとするとウキの道具持ってくのは至難の業だな・・・。

そんな心配をあれこれしていた午後2時過ぎ、突撃隊長から架電、
「今日はどうします?お迎えに行きましょうか?」
うぅ・・・やっぱ持つべきものは同志だ!
「お・・お願いします!」

kazさんが我が家に到着する頃に雨が降り始めた。
予報では夕方チョコッと降るだけの筈だが、だんだん雨足が強くなってくる。
おいおい、大丈夫か!?

現場のMに到着すると、既にありちゃんが身支度中、やはり福チヌ高活性組は健在のようだ。
荷物を持って海に出ると、こちらでは既に前回のディフェンディングチャンピオン、イソキチさんが竿を振っている。
みんなマジモードだ!
そして程なくして我等がkiki師匠も到着。
秋のOLMクロダイ釣り大会初日は、昨年秋のOLMで爆った実績のあるMに5人の戦士を迎えて、降りしきる雨の中その熱戦の火蓋を切った。

先発していたイソキチさんに聞くと、どうやらタナゴがエサを盗み取っているらしい。
速攻支度をしたオイラ、今日も苦戦を覚悟しながらも、午後4時20分に福チヌ一番乗りで戦闘開始!

イソキチさん情報通り、最初はエサ取りに悩まされたが、開始後数投ですぐに犯人のタナゴを逮捕。
コマセのポイントと仕掛けの流れを微妙にずらしてこれに対処していく。
その後すぐに良型のメバルを追釣、今日はひょっとして活性がいいかも・・・
と思っていた午後5時過ぎ、事件は起こった!

左に流れていた潮が一瞬止まった直後、風に微妙に流されていたウキが、オイラの目の前で少しだけ頭を差し込まれた。
少し竿を上げて聞いてみると、ウキがジワリと海の中に入っていく。
頃合を見計らって合わせると、大した重みはないが元気いっぱいの魚がゴンゴン首を振っている。
ありゃりゃりゃ!来ちゃったかな!?
浮かせてみると予想通りの本命。
午後5時5分、28cmと今期最小ではあるが、ようやく二桁となる10枚目をゲット!
しかも、場所は違えど3週連続本命ゲットで、これでようやく本格的にスランプを脱した思いだ。
浮気浮気と罵られても、福浦で結果が出せればいいんだ!
・・・っていうか、落とし込みには関係ねぇし・・・。(爆)

その後、これまた良型のカサゴとメバルを追加して夜を迎える。
春秋ウキのトップにケミを装着して夜の部に突入するが、それ以降は魚の反応は全くなし!
付けエサはかじられもしないで、原型を留めたまま手元に帰って来る。
タナを変え、ポイントを変え、仕掛けを変え、ありとあらゆる手を施してみるが、魚がいないのでは話にならない。
全長100m程の距離の間に並んでいる選手を、2度程偵察に回ってみるが、どの選手の顔も一様に仏頂面である。
どうやら福浦の魚は闇の訪れと共に何処かへ集団疎開してしまったらしい・・・。

結局午前0時過ぎまで釣りをして納竿、
オイラとkazさんが撤収する時点で、あがったのはオイラの28cm1枚だけ・・・。
こんなサイズで優勝なんて恥ずかしすぎる!
そういえば去年の秋のOLMも、大会初日は激シブだったが、翌週末に爆っている。
何とかあと1回!
本命狙いで竿を出したいところだが、果たしてそんな時間があるんだろうか。
福チヌ戦士の皆さん、
あとは任せた!なんとしてもトロフィー奪還をぉぉ〜〜〜〜〜〜!

<今日一緒に釣りをした人々>
kazさん、ありさん、kiki師匠(以上福チヌ)、イソキチさん



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