投稿者 まるみ
釣行日 2001年3月10日(土)
場所
21世紀・落とし込み部の夜明け!

〜第1幕〜

釣れない、全然釣れない、悩めば悩むほど釣れない・・・
そうだ、福浦にこだわらず、1枚あげればキット吹っ切れるだろう。よ〜し!

K&K情報によりますと、中○防○堤は一年中黒鯛入れ食い状態。しかも、コマセ禁止のテトラ釣り!
こりゃ、オイラのためにある釣り場だぜ。

釣り方は当然、ウンコガニ。竿は部長推奨の浦千鳥VS39−45。
釣った魚は、やっぱドンゴロスでしょう?でも、釣れすぎると困るから、ストリンガーとスカリも持って、エサはこーさんから譲り受けた、冷凍タンクにpochikoさん情報のボサガニ、masaさん情報もあるから、モエビを買って、夜もやるから、袋イソメも注文して、おべんとにお茶、お菓子は一人300円まで・・・。

これ以上は語りたくありましぇん。

着いてすぐ、グランドマックス落とすし、一生懸命釣ってると、遠くのほうで大きな○印作って、呼び戻す奴いるし、買ったモエビはちっちゃくて、使えないし、アタリは無いし(あっても取れなかった?)、途中から、正面の強風で釣りにならないし、夜勝負!ってK&Kを先に返して、さあ、これからって思ったら、強風のため強制送還だし、あわてて片付けてたら・・・・・・

あ〜〜〜〜〜ん、黒工のタモ、テトラの間に落としちゃった!
なんとかすくおうと思ったら・・・・ズブズブズブブブブブブ。(何で大潮の満潮なんだ!)
回収不能、不能、不能、不能、不能、不能、不能、不能、不能、不能、
参りました。m(__)m

悩みを吹っ切るために、行ったはずなのに・・・
もう立ち直れない、ボロボロだ〜、当分、釣り止めるぜ!
イヤ、1匹釣るまで、中央防波堤に通い続けて、黒工回収するぜ〜。

帰りの車じゃ、助手席でニヤニヤ(not ミヤミヤ)してる奴いるし、(まあ、強制的に4人前の焼肉おごらせたから、許してやるか)
誰か〜、なんとかしてくれ〜
福浦の神様「自分でなんとかしなさい〜。」(←神の声)


〜第2幕〜

【2001.03.10 22:30 福浦】
そこには、極度の疲労をかかえた3人の男たちが黙々と「仕事」の準備をしていた。慣れた仕事ではあるが、その背中にはいつにもましてけだるさが漂っている。その日2度目の「仕事」。しかも、最初の仕事で失敗をし、もう一人の仲間を失っているのだから・・・

【2001.03.10 23:00 同じく福浦】
暗闇から、怪しい人影が男たちに近づいてくる。まるで人目を避けるかのような歩き方、猟師が獲物に近づくとき、または、釣り師が釣り場で年無しの大物を狙うときこのような足捌きをするのだろう。
その男は、何気に3人の男たちに声をかける。男たちは、「仕事」の準備の手を休め、「仕事場」から、縄梯子を伝いその男の元へ集まる。
どうやら、その男がグループのリーダーのようだ。男の差し出す、黒い液体を3人の男たちはうれしそうな顔で飲み干し、さらに2杯目にまで手を出す男もいる。
リーダー格の男は、特殊金属で作られた「物体」を男たちに説明している。多分、「仕事」で使うものなのだろう。その後、リーダー格の男はその場を去り、夜の闇の中へと消えていった・・・

【2001.03.10 23:30 同じく福浦】
3人の男たちはそれぞれの「仕事」へ戻った。うち二人は重装備。準備に余念が無い。
一番、下っ端の男は軽装備のため、早速、仕事に入った。
彼の「仕事場」を詳細に説明すると、彼らのグループのみで通じる暗号名「9番テトラSより、左端」である。
先ほどのリーダー格の男から言われた「以前、そこで大仕事した同業者がいたぜ」との言葉に何も考えずに従っただけなのだが、このことが後で大事件へ発展するとは、下っ端の男は考えもしなかっただろう。

【2001.03.10 23:35 9番テトラ】
下っ端の男は、怪しく光る物体を海中に投じ、その動きを見つめていた。
比重の関係だろう、光る物体の下についているものが沈み、海底に着くとその動きが止まるはずだ。
しかし、止まらず、さらに海底深くへと沈んでいく・・・
「怪しい!」と感じた、下っ端はすかさず竿を上げてみた。
重い!ただ、この時点ではまだ、いつもの冷やかしだろうぐらいに思っていたが、少しいつもの冷やかしにしては、しつこすぎる。
「ひょっとして?」・・・かすかな期待が徐々に膨らんでくる。水面から2度目に潜られた瞬間、期待は確信へと変わって行った。完全に水面に浮かせ、左手に「道具」を取り出し、獲物をすくい取ろうとしたその瞬間!
アッ!!!「道具」が壊れた!
下っ端は分不相応な「道具」を持っていたのだが、その日の最初の「仕事」で「道具」を失っていた。スペアの道具はかなりチープなものでまだ、使われたことが無い。どうやら金具との接合部分がすっぽり抜けたようだ。
幸い「獲物」は、まだ、下っ端のコントロール下に置かれていた。
下っ端は、重装備の男の一人に手助けをもらい、ようやく「獲物」を仕留めることができた。下っ端にとっては、グループに入って10数回の仕事で初めての成功だった・・・



いや〜、長くなってえろうすんません。(^○^)
うれしくってついつい、書いちゃいました。

落とし込み部のみなさん!まるみはやりましたぜ。
初めて福浦で黒鯛上げたときについで、昨日の1枚はうれしかったッス!
みやちゃんに先に釣られ、明日、会社で何を言われるか?
想像しただけで出社拒否症になりそうでやんした。

くわぞー先生!くわぞー2号のおかげッス。

ひろし部長!色々ご教授ありがとうございます。
部長の「今日は夜から北風」情報が無ければ、4番で討ち死にしてました。

kazさん!ほんとにホントにありがとうございます。
同じ立場でありながら、先、行っちゃいました。
おまけに師弟揃って、たも入れしていただきまして・・・

ひささん、ありがとうございました。コーヒーうまかったッス。
何気にポイントまで指示いただきまして・・

ほんと同好会の皆様のおかげで釣ることができました。
皆様ホントにありがとうございました!

ちなみに、帰宅後採寸すると43cm。とても立派にクロダイでした
今晩、刺身にしていただきます。
(おっと、みやちゃん遅くなったけど、おめでとう!これで君もヤ・ミ・ツ・キ!)


      さ〜これからクロダイラッシュ!? がんばれ!落とし込み部!


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