2010年9月分 釣行記 |
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「チヌが湧いた」 福チヌ同好会ウキ部会の面々の釣りを語るうえで欠かせないのは、夜テトラのウキフカセ釣りだろう。日中も釣れないことはないのだろうが、夜間の釣りは昼間のような激しいエサ取りの攻撃にさらされることが少ないため、本命チヌに出会える確率が高い。 しかも、夜間は魚の警戒心が薄く、大胆にもテトラ際などに近寄ってくるので、日中では考えられないような場所やタナでバタバタと釣れる場合がある。加えて、得体の知れない大型魚が不意に喰ってくることもあり、意外性がもうひとつの大きな魅力かも知れない。 先週は思い寄らぬ潮の流れに四苦八苦のうえ、モンキーさんに連発+翌日1枚のプチ爆釣を目の辺りして完全意気消沈 (>_<) 今週も夜釣りでいつもの場所(福浦)で釣るのは嫌やなぁ・・・と思い、新しい発見を求めて、以前からモンキーさんとのぶさんから情報を戴いていた某所で竿を出すことに決め、15:30現着 運良く情報提供ポイント付近に釣り人が居らず幸先が良い。コマセを投入して潮の流れを確認するとやや左方向へゆっくりと沈下していく、おっ!ベストじゃん。あとはトレースするところを間違わなければ<゜)))彡が期待できる筈、と意気込むが海中の障害物などの明確な変化が確認できず不安一杯のスタートとなった。 1投目にベラがヒットしこの場所で初めての釣果、タナ良し!ベラの側にはチヌが居る! こんな迷信聞いたなぁと投入を繰り返すと潮の流れが弱くなり左右にヨレ始めてしまった。 まぁこんなもんよと投入していると、遠矢ウキが正面でシュッと海中に滑り込むが合せが外れてすっぽ抜け。顔を見ていないのでどんな<゜)))彡か分からないが、ウキが沈むのは嬉しいもの。 アタリのあった付近に狙いを定めてコマセを左右に間隔を取って連続投下する。 仕掛けが馴染むやいなや、又もや遠矢ウキがシュッと海中に吸い込まれる。竿を上に持ち上げるように合わせをくれると、明らかに大型魚と思える重量感たっぷりの引きと竿の曲がりである。 ゆっくり底を這う感じで右に移動する魚との距離を詰めようと竿の反発力を利用して浮かしに掛かるがビクともしない。絞り込まれた竿は相変わらず満月状態で、きつめのドラグ設定のリールからジージーと糸が出る音がする。「こりゃぁデカイ!」と添えた左手に更に力を入れた瞬間に2号の道糸があえなく飛ばされ、仕掛けの無くなった道糸が穂先のガイドからすべり落ちている。 バラしたのは年無し級のチヌか、それともエイか・・・・・。その正体を確かめることはできなかったがポテンシャルの高さにただ驚かされ、この場所が今後熱くなるかも知れないとふと思った次第である。(その後熱くなるのだが・・・・・・・) 気を取り直して仕掛けを再度作り直して数投したのちに、本日の1枚目が竿を絞った。初めてのチヌと云うことを割り引いても、ここのチヌは元気が良い。沈み根をかわして難なくタモに収めると35pのカイズであった。その後2枚(40p、37p)を拾ったが、この間、約45分程度の出来事でございました。 「う〜ん、今日はゾーンに入りそうだぞ」とほくそえむ私が堤防におりました。(^_^)/
「目の前にチヌが群れている」と変な感覚に包まれながら、隣のおじさんにそう断言して、ポイントを外さないようにコマセを打ち、遠投したウキを仕掛けごと引っ張って全体を馴染ませながらコマセが溜まっていると思われるポイントに導くと、いきなり残浮力のある電気ウキをドンと海中に引き込み、チヌが喰ってくる。(2枚45p、45p)
軽い仕掛けでの釣りが苦手であり、ド〜ンを沈めちゃう仕掛けで釣れると大変嬉しい。間違っていない証明はタモに収まって頂いたチヌ達であると思っている。 この時点で18時過ぎ、5枚拾ったら帰るよとおじさんに約束していたが、この状態じゃ無理だネと延長戦に突入する。コマセは十分だが付けエサが寂しい、もう半パックあるがもうこれ以上使いたくない(ケチ?)と思い無くなったら終わりと決め込む。 赤い電気ウキが左から私のポイント付近に飛んでくる。「マジっすか?」と思いながら仕掛けを流すがウキに反応が出ない。散って仕舞ったか若しくはアタリが渋くて取れないだけか、チヌは居るはずだ、仕掛けが拙いかなどと思いながら辛抱する。本当はアタリが出易い仕掛けが良いのだろうが生憎軽い電気ウキでは遠投できない。ここでは対応できないのである。(辛抱) 19時前にひったくるようなアタリでチヌ(47p)を拾い、その後もう1枚(43p)拾って納竿とした。完全にゾーンに入った結果ではあったが、ここのチヌは警戒心がないのか、ウキをド-ンと持って行くアタリが全てである。若干タナを浅くしていたこともあるが、こうしたウキの入り方を暫くぶりに経験し、本当に楽しい一日であった。
今回の場所はウキ部会の有志による“2010チヌダービー”の対象エリアであり、釣果を追加できるのは有り難い。(エリアに加えたのは私だが・・・) まぁそれ以上にウキ部会の皆さんと熱い釣りができるのが一番嬉しいし楽しい。 場所選びにもうひとつ選択肢が増えましたんで、皆さん頑張って下さいませませ! |
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9月18日(土)今日はHRに釣座を構えようと前から思っていたんです。 ここは福浦の中でも実績のあるポイントなのですが、普段は潮の流れが速くて、潮の緩んだ一瞬が勝負になります。 大潮の日に竿を出すと川の流れのように、あっという間に仕掛けが流れてしまいます。 もちろん、対処方法はありますが、【釣り】は釣れりゃいいってもんじゃないんです。 釣りの楽しみ方は人それぞれなので、自分の趣向を他の人に押し付けるつもりはありませんが、アタシは棒ウキの【アタリ】を楽しみたいのです。 まあ、自分の勝手な思い込みなんですがね、【フカセ釣り】への拘りを持った、【ちぬ師】でありたいものですなぁ。 さて、本日は若潮。 ムフッヽ(=´▽`=)ノ 潮、ユルユル。←何となくヤラシイっすね(笑) チャ〜〜〜〜〜ンス。 ってな理由で、今日はどうしてもHRで竿を出したかったんですヮ。 (・_・ ))(( ・_・)んーん し・か・し アタシの入りたいポイントを挟んで2名の先客がいらっしゃるじゃありませんか ( ̄▽ ̄;)!!ガーン 他に竿を出す場所はまだまだあったんですが、何とか間に入れそうなんです。 だけど・・・5.2mの竿を振り回すには微妙な距離。 『コラコラおっさん、何処に入って来よるんじゃい!(▼Д▼#)』 逆の立場なら間違いなく言ってます(笑) でもね。 後ろから見てたら、2人ともテトラの際を責めてるんですヮ。 コマセの残りを考えると、(多分)日が暮れると帰りそうなんだヮ。 アタシは竿2本分ぐらいの沖目狙いなんで、大丈夫かな・・・と。 で、 『すみませ〜ん。邪魔にならない様にしま〜す。』 と話しかけながら(心の中で)間に入ってしまいました。 今日のコマセは白チヌをベースにMPとムギコーンを加えたシンプルなもの。 ハリス1.25号に2号のチヌ針。 16:00頃、シズは打たずに棚3尋からスタート。 例によって、柄杓で硬く押し固めたコマセを10パイほど、海中に放り込む。 北東の風が吹いているがあまり気にならない。 左から右に適度な速さで流れる潮は想定通り。 暫くしてカマスが食いついた。 気が付くといつもの場所にナミさんが登場。 手を振って近づいてくる。 『さっき竿が曲がってたから、(本命を)掛けたかと思いましたョ。』 (*⌒∇⌒*)テヘ♪ 根掛かりでございます。 その後は、退屈しない程度にアタリがあり、アジ、メジナが遊んでくれました。 日も暮れ始め、電気ウキに命を吹き込み、すっかりと暗くなった18:30、さっきまで動いていた潮がトロトロに…。 ジヮン。←ウキのシモる感じ ジヮジヮ。 ジヮヮン。 (v ̄ω ̄(v ̄ω ̄(v ̄ω ̄)キターーーーー!!!!! ヒュン! ビシッ!! !!(;`O´)o/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~ >゜))))彡 ズン…!!! ギュワーン!!!! ググググッ!!!!! デッデカイ?(;゜o゜)o/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~ >゜))))彡 ギュイーン!!!!!! バシャバシャバシャッ!!!!!! タモに収まったのは49cmの本命でした。 『福チヌダービー』トップを独走するナミさんを追撃する会心の一撃。 (アタシの)今期最大の一枚を自慢するために←このへんが嫌な奴(笑)獲物を持ってナミさんの元へ。 エヘへへ。 すると『HRには珍しく右から左に潮が動いています。この潮の引き出しは持ってませんヮ。』と嘆いてらっしゃる。 うひひ(≒チャ〜ンス)←このへんが嫌な奴U(爆) アタシとの距離は50メートルほどでしょうか。 流石は福浦、たったこれだけの距離なのに、潮が全然違うことに、改めて不思議を感じます。 その後、アタシの釣り座でも、潮が止まったり左に流れたり、干潮に向けて、魚の気配が消えてしまいました。 プハァー ~~-v( =´o`=) 。o 〇 ○ 20:00を回ったころ再び潮が左から右に動き出すと、久しぶりにウキに反応が…。 メジナ?なんて思いながら抜きあげると本命様でございました。 小さいのでそのまま海に帰そうかと思いましたが、『ン?待てよ。』テトラの上でサイズを計測すると、25cm丁度。 『念のために写真を撮っておくか。』←報告する気アリアリ(笑) バシャ…ン 写真を撮ろうとして、手を離したら魚が跳ねました。 サヨナラ〜。 フフン。 アタシには解っているョ。 写真に写るのが嫌いなんだね…。 (´_`。)グスン。 20:35 またしてもウキがジワジワとシモリます。 ウヒョー!!! 本日2枚目、42cmがタモに収まりました。 21時丁度に根掛かりでハリス切れ。 ハリス交換してすぐに、またしてもアタリが…。 ゴン!ゴン!ゴン! グググッ… フッ。 ( ̄▽ ̄;)!!ガーン 根擦れによるハリス切れっす。 再度ハリス交換をした1投目、21:10。 先程と同じ場所で再びウキがシモリました。 ゴン!ゴン!ゴン! グググッ… フッ。 ( ̄□ ̄;)!!ガガガーン ・・・・・ ・・・・ ・・・ ・・ ・ (*´ο`*)=3 はぁ〜 同じ奴? その後、コマセも無くなり、撤収となりました。 しかし・・・今日は5枚コースで2枚しか獲れなかったなぁ。 『たら』『れば』は只の言い訳。 獲れなかったのは修行が足りないから。 自分のウデが未熟なだけでございます。 明日から、修行のやり直しでございます。 まあ・・・前日、年輪をひとつ重ねたばかりのアタシへの、プレゼントだと思うことにしましょうか・・・ね。 |
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『福浦のアイドル』 その日の昼食時。何気なく見ていたテレビのワイドショーが、懐かしい『元アイドル』の復活を知らせていた。 当時まだ小学校低学年だったボクは、クラスの女子が休み時間毎に『ゆぅ〜ふぉ〜っ!』とその2人組のモノマネをしてたのを覚えている。アイドルという言葉さえ廃れつつある中、最近ではA●Bといったところか。 福チヌのHPでも、本命の事を女性に例える方はとても多い。 大型の年無しを『熟女』とか『ビッグママ』なんて呼ぶのは、その代表例かもしれない。 気持ち早めに現地入りした福浦テトラ。 いつものように準備をしながら、先ずはコマセを数杯ずつ20分ばかり入れ続ける。 潮の流れは緩慢で丁度良い雰囲気。西の空に落ちかけた夕日が眩しい18時丁度。一投目を振り込む。 今日の日没は18時05分。 前述のとおり潮廻りの関係か、そのポイントにしては流れがとても緩るく、当てているわけでもないので理想的。 多少、シヅの位置を調整した数投目。 充分に明るい水面に、まだ明かりを入れていない三色電気ウキが、ゆっくりと左から右へ移動していく。 ナミさんに相談した上で選択し、ひささんやおがわさんが開拓したポイント。とにかく潮が速いコトでも有名。 流した仕掛けが沈みテトラの先っぽに触れながらも、実績のある場所に差し掛かったそのトキ。 スッ・・・。 2色分だけ海中に引き込まれた。そのスピードから、サカナのアタリであるコトは容易に想像がつく。 糸フケを取りながら暫し待つと、ウキは更に海中深く没していく。1、2と数えてからグーッと左後方に竿を倒す。 ドンッとサカナが乗った感触を得た後、相手がどう動くか様子を見る。 次の瞬間、ギュンと手前のテトラに突っ込んで来た。今シーズン幾度と無くこのパターンで悔しい思いをしている。 まだ足元が明るいのは、こちらにとって有利。手前へ走って来る相手に、いくら腕を伸ばしても効果は少ない。 決して道糸の張りを失わないように気を付けながら、トン、トトンッとテトラ2個分を右前方に移動。 相手を左斜に構えて応戦した。明るかったからこそ、事前にテトラの配置を見てイメージしておいたのが奏功した。 と、いつもならここでスッとサカナは浮いてきて、はい終了!のはずが・・・。 あら?あらら。今日の相手は、高水温期にありがちなスプリンター。また沖へ走ったかと思うと次はまた潮下の右へ。 腰を落としてその走りに耐え、期せずして利き腕と逆の手まで竿に添えてしまった。 ようやく、サカナは水面近くまで寄ってくる。偏光グラス越しに、海中を走る茶褐色の本命が見えた。 夜には味わえない一瞬だ。今日の固めなタックルからすると相当強いやり取りも、計測すると意外にも若手の部類。 おおよそ1か月振りに再会したチヌが眩しい。 タモを使って優しく海に帰していると、あの歌と踊りがまるでPVを見てるかのようにアタマへ浮かんできた。 逢いたかった〜 逢いたかった〜 逢いたかった〜 イェイ!(ギュッと拳ね) この数十人のグループを束ねるセンターには、黒く日焼けしてピチピチの太ももを上げながら・・・このコが居た。 も一度・・・イェイ! 2010年9月3日 長潮 干潮 17時39分 満潮 22時46分 18時05分 43p HR
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