2007年10月分 釣行記



投稿者 ナミ
釣行日 2007年10月6日(土)
場所 K3


○10月6日(土) 若潮 15:15満潮

<復活だぜ!福浦>

15:00現着。
当初の予定通り南の漁場に到着すると、生憎の東寄りのやや強い風。波も高く飛沫は容赦なく堤防を乗り越えてくる始末に編成した降下部隊も意気消沈。場所替えを決断し、K3方面に空があることが確認できたので此方で竿を伸ばすことにする。友人1名は早々に福浦を諦め、磯子海釣り公園方面に釣り場を求め別れることになった。これが意外に好結果となることは本人を含めこの時点では誰も予想しなかったところである。

 潮は澄み加減で左から右にゆっくり流れるも風向きとマッチするため、想像以上に仕掛けの流れが速くラインメンテが難しい。しかし、「のぶさんポイント」は他の釣り人に占領されていたものの、潮向きと風向きのお陰で丁度そのポイント付近が狙える情況であり、素知らぬ顔でエサを流すことが出来たのはラッキーであった。お邪魔させて頂いているので長くは止めて置けないながらもそこそこ小物達がそのポイントから顔を出すので夕マズに向け期待は高まる一方である。やっぱり場所は間違いないようである。

 日没後は青物系がチラホラ寄って来てはひったくるアタリで竿を曲げていたが、潮が止まると小物の姿も途絶えアタリが遠のく。付けエサも残り加減でチヌでも寄って来ているのかしらと疑いたくなるような雰囲気に竿を握る手に思わず力が入る。そうこうしていると怪しいウキの動きが見え始め、消し込むことはないもののトップが押さえられたアタリが数回連続した後、漸く竿を心地よく曲げるアタリに巡り合うことに相成った。

 沈みテトラ脇の底を這うように沖目に向かう引きは、その重量感から個体が十分大物であることを予感させてくれるものであり、竿の限界を待たずにドラグが少し悲鳴を上げ始め、慌てて手前のテトラに飛び移り体制を整え、何とかその動きを止めつつ徐々に間合いを詰めるに至り、海面を割ったチヌの腹が周囲の暗闇の中異様に白く見える。
そろそろタモをと手にした瞬間、最後の抵抗とばかりに猛然と海中に潜る強烈な引きに思わずタモを放り投げ、竿尻に左手を添えて耐え凌ぐ。やっぱり少し早かったかぁと思いつつ、左手の友人が物音に気付き、そのサポートで何とか無事タモ入れし、18時10分、49p。捕獲成功。
体高のある立派なチヌであり、久し振りの福浦での釣果に感無量と云ったところである。

 更なる大物をと期待し同様に仕掛けを流すも、ものの数分で潮の流れが変り、右から左に流れるようになって仕舞った。右手のポイントでこの流れでは如何ともし難い。釣座の移動を考えていると友人がタモを抱えて此方に向かってくると、42pのチヌを飲み込んだ網は相応の重量により風になびくこともなく、ガッチリとその魚体を押さえている。

 正に時合い到来と云ったところ、速攻で釣座を移動し流れに合わせた釣りだぁと思ったのも束の間、流れが再度止まって仕舞う羽目に陥り、なすすべもなくなる。友人は44pを連荘し満面の笑みであったが小生には二度とチヌらしくアタリはなく、花火が上がり始める頃には気力も萎えそのまま竿を仕舞うことになった。

 のぶさんの格言、「メジナの後に本命がくる」の適用には至らなかったが、久し振りの福浦はそのポテンシャルの一部を昔ながらに披露し、へっぽこ釣師を十分堪能させてくれたことは感謝の一言である。 また「恐るべし福浦」の復活を期待するところである。

 余談であるが一人別行動を取った友人は、43pを頭に4枚の好釣果に一人ほくそ笑んでいたそうである、それも日没前の釣果で連絡するもの惜しいと思ったそうだ。
おいおい、ふざけるなぁの一言を添えてメールを送信したのは言うまでもない。

 *竿:制覇1.0−53 *道糸:1.8号 *ハリス:1.2及び1.5号
 *コマセ:オキアミ2s マルキューMP(1袋) 銀牙(1袋)
 *捕獲:チヌ(49p)
 *同行者捕獲:チヌ(42p・44p)




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